DBLPへの論文情報掲載について

DBLPへの論文情報掲載について


2011年9月30日

論文誌ジャーナル編集委員会
Editorial Committee of the Journal of Information Processing


 論文誌ジャーナル/JIP編集委員会では、論文誌ジャーナルの採択論文数増加に向けて、さまざまな対策を行っているところですが、その一環として、DBLPへのJIPの論文情報掲載を行うことにし、2011年9月15日より掲載されるようになりましたので、ご報告させていただきます。

 DBLP(Digital Bibliography & Library Project)は、元々はドイツのTrier大学のデータベースの研究者Michael Ley氏が、個人的にデータベースとロジックプログラミング(DataBase & Logic Programinng)関係の国際会議や論文誌に掲載された論文の情報を集めて、公開を始めたものです。その後、広く情報処理分野全般の論文を扱うようになり、名称の頭文字の対応も変更し、現在は1,700,000件以上の論文情報を蓄積しており、海外の情報分野の研究者から広く参照されています。このため、国際会議や論文誌でも、DBLPに情報が載ることを売りにしているものも多くなっています。

 JIPに関しても、和英混載のIPSJ Journalから別れた2008年以降の論文を掲載してもらうように情報を送り、現在、DBLPからVol.16~Vol.19の論文情報を見ることができるようになりました。(JIP掲載ページはこちらからご覧いただけます)

 DBLPに論文情報が掲載されることにより、JIPの採録されている論文が参照される機会が増え、他の論文の参考論文とされることでインパクトファクターの向上を望むこともでき、論文誌としての魅力向上、さらには論文投稿数の増が望めるものと期待しております。

以上