論文誌「新しい時代の運用管理を見出すグッとくるインターネットと運用技術」特集 論文募集
論文誌「新しい時代の運用管理を見出すグッとくるインターネットと運用技術」特集 論文募集
論文誌ジャーナル編集委員会
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)が世界を席巻した後の技術界隈では生成系AIが一般に用いられるレベルで提供されるほど社会においてもAIの報道が占めるようになりつつある。運用管理技術においても、たとえばネットワークのコンフィグ作成において生成系AIがその一部を書いてしまうほど技術革新が進展している。かたや、DX(Digital Transformation)の取り組みに目を向けると、ノーコード・ローコードな開発環境により、これまでプログラムを書いてこなかった層がシステム開発を進めてしまえるような状況ともなっている。これまで以上に容易に運用管理ができる時代になってはいてはいるものの、まだまだ「人」に頼った運用は多くの場面において見られ、生成系AIが生成する情報にもハルシネーションによる低信頼性情報も含まれるため、どうしても「人」が管理運用に関与する機会はまだまだ減らない。
本特集号では、運用者や管理者が幸福に、ひいてはそれが利用者の幸福につながるインターネットや情報システムの素敵な運用管理技術(グッとくる技術)に関する課題や取り組みに焦点を当て、これからの情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関する論文を掲載する。また理論中心ではなく実践の中で問題解決を図っており、他の環境においても有益であると考えられる論文を積極的に評価する。以上により、インターネットならびに情報システム等に関連する様々な運用技術の発展に寄与することを目指す。具体的には以下のようなトピックを対象とするが、必ずしもこれらに限定するものではない。
・システム運用管理・監視・制御・障害対応のための技術
・システム運用管理におけるセキュリティの管理のための技術
・システム運用管理における人材教育
・その他、インターネットやシステムの運用管理、研究データ管理、ICTに関する話題
奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。
投稿要領
(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。
https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj
ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<s1m-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。
なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。
(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。
(3)投稿締切 2025年5月14日(水)
(4)特集号予定 2026年3月号
(5)特集号編集委員
編集委員長:三島和宏(大阪教育大学)
幹 事 :大森幹之(鳥取大学)
編集委員 :池部 実(大分大学)、今泉貴史(千葉大学)、大谷 誠(佐賀大学)、柏崎礼生(近畿大学)、北口善明(東京科学大学)、久保田真一郎(熊本大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、敷田幹文(高知工科大学)、土屋英亮(電気通信大学)、中村 豊(九州工業大学)、中山貴夫(京都女子大学)、萩原威志(新潟大学)、畑島 隆(NTT社会情報研究所)、鳩野逸生(神戸大学)、福田 豊(九州工業大学)、藤原一毅(国立情報学研究所)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)、吉浦紀晃(埼玉大学)