論文誌「コラボレーションとネットワークサービス」特集 論文募集
論文誌「コラボレーションとネットワークサービス」特集 論文募集
2023年3月22日更新
論文誌ジャーナル編集委員会
我々の日常的な生活がオンラインあるいは在宅で完結するなど、リモート環境を基盤とする社会活動が確立しつつあります。フルリモートワークや多拠点生活の実現性が高まり、画像処理やセンシング技術によるデジタルツインの活用が期待されるなど、コラボレーションとネットワークサービスに関する研究成果が広く社会に受け入れられるようになりました。その一方で、偶発的なインタラクションやインフォーマルコミュニケーションの機会減少の影響などから、組織・コミュニティへの帰属意識の低下によるチームビルディングの困難さ、社会的存在感の低下によるメンタルヘルスへの悪影響といった課題が顕在化しています。コラボレーションとネットワークサービスに関する研究が完結したのではなく、むしろ重要性はさらに高まっていると考えられます。
このような状況認識に基づき、情報処理学会論文誌において「コラボレーションとネットワークサービス」特集号を企画することを提案いたします。本特集において時宜を得て迅速に関連する研究論文を一括掲載することにより、社会に成果を公開・共有し、コラボレーションおよびネットワークサービスに関する研究の一層の発展に寄与することを目指します。
本特集号で取り扱う主なトピックは、コミュニケーションとインタラクション、アウェアネス、ナレッジマネジメント、情報共有技術、分散/実空間支援システム、AI/ロボット応用、サイバースペースとメタバース、マルチユーザ/マルチモーダルインタフェース、リモートワーク/テレワーク、異文化交流、対話分析、社会/行政サービス、電子商取引、ソーシャルメディア、クラウドソーシング、オンラインエンターテイメントなどを含みます。また、これに限定するものではなく、コラボレーションとネットワークサービスの理論と技術に関する論文、医療・福祉・教育・防災・観光をはじめとする様々な領域におけるコラボレーションとネットワークサービスの実践と評価に関する論文を広く募集します。奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。
投稿要領
(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。
https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj
ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<s1m-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。
なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。
(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。
(3)投稿締切 2023年3月27日(月) 4月10日(月)*締切延長しました
(4)特集号予定 2024年1月号
(5)特集号編集委員
編集委員長:江木啓訓(電気通信大学)
幹 事:市野順子(東京都市大学)、岡嶋成司(富士通)
編集委員:市川裕介(日本電信電話)、市村 哲(大妻女子大学)、伊藤淳子(和歌山大学)、井上亮文(東京工科大学)、井上智雄(筑波大学)、伊原彰紀(和歌山大学)、大平雅雄(和歌山大学)、岡田謙一(慶應義塾大学)、岡本昌之(トヨタ自動車)、金井秀明(北陸先端科学技術大学院大学)、川口信隆(日立製作所)、呉 健朗(ソフトバンク)、爰川知宏(東京国際工科専門職大学)、小林 稔(明治大学)、斉藤典明(東京通信大学)、塩澤秀和(玉川大学)、諏訪博彦(奈良先端科学技術大学院大学)、高木正則(電気通信大学)、高田秀志(立命館大学)、角田啓介(デロイトトーマツコンサルティング)、櫨山淳雄(東京学芸大学)、服部 哲(駒澤大学)、東 孝文(東京電機大学)、福島 拓(大阪工業大学)、三樹弘之(沖コンサルティングソリューションズ)、宮田章裕(日本大学)、由井薗隆也(北陸先端科学技術大学院大学)、湯澤秀人(富士フイルム)、吉野 孝(和歌山大学)