論文誌「本格的なDXを支えるためのインターネットと運用技術」特集 論文募集
論文誌「本格的なDXを支えるためのインターネットと運用技術」特集 論文募集
2022年5月12日更新
論文誌ジャーナル編集委員会
社会は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により大きな変化を強いられています。たとえば企業活動や教育活動においては対面による活動を避けるためテレワークやオンライン授業の導入が急速に進みました。そしてこの流れはこれまでデジタル化・リモート化されていない分野も巻き込み、ICTの浸透により社会生活をより良い方向に変化させるDX(Digital Transformation)へと本格的に進んでいくことが考えられます。これらを支える管理運用の現場ではさまざまな取り組みがなされ議論されてきました。しかし本格的なDXを見据えた情報基盤の運用のためには、一時しのぎのオンライン化・デジタル化ではない持続可能なサービス提供が可能なシステム設計、利用者への教育などの課題があります。また、既存システムからの移行の際には業務フローの見直しも発生し、それらに伴うネットワークの管理運用体制の変化も予想されます。
本特集号では、COVID-19が世界的に収束することを願いつつ本格的なDXを支えるための運用構築技術に関する課題や取り組みを見据えたインターネットと運用管理技術に焦点を当て、これからの情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関する論文を掲載します。また、理論中心ではなく実践の中で問題解決を図っており、他の環境においても有益であると考えられる論文を積極的に評価します。以上のことにより、情報システム等に関連する様々な運用技術の発展に寄与することを目指します。具体的には以下のようなトピックを対象としますが、必ずしもこれらに限定するものではありません。
● テレワーク、オンライン授業などを支えるDX技術
● システム運用管理のための技術
● システム運用管理における人材教育
● その他、システムの運用管理・ICTに関連する話題
奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。
投稿要領
(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。
https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj
ご投稿後の論文差替えはできませんので、必ず最終版をご投稿ください。
投稿後にやむを得ず再度提出する場合は、手続きについて学会事務局<s1m-at-ipsj.or.jp>(-at- を @ に置き換えてください)までお問合せください。
なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。
(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(8週間)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。
(3)投稿締切 2022年5月16日(月) 5月30日(月)*締切延長しました
(4)特集号予定 2023年3月号
(5)特集号編集委員会
編集委員長:池部 実(大分大学)
幹 事:大谷 誠(佐賀大学)
編集委員:今泉貴史(千葉大学)、大森幹之(鳥取大学)、柏崎礼生(近畿大学)、北口善明(東京工業大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、敷田幹文(高知工科大学)、土屋英亮(電気通信大学)、中山貴夫(京都女子大学)、中村 豊(九州工業大学)、萩原威志(新潟大学)、鳩野逸生(神戸大学)、福田 豊(九州工業大学)、松本亮介(さくらインターネット)、三島和宏(東京農工大学)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)、吉浦紀晃(埼玉大学)