論文誌「IoT時代のインターネットと運用技術」特集 論文募集
論文誌「IoT時代のインターネットと運用技術」特集 論文募集
2016年6月6日更新
論文誌ジャーナル編集委員会
近年、クラウドコンピューティングの隆盛やセンシングネットワークの勃興に伴い、運用管理の主体と管理対象のネットワーク機器との距離がどんどん離れています。特にコンピュータの小型化や性能向上により、センサーデバイスなどがネットワークを介して相互接続するモノのインターネット(IoT: Internet of Things)が広く普及をはじめました。
IoTで利用されるデバイスの多くは、安価であることが要求されつつ省電力化や小型化などの制約があります。そのため、必ずしも一般的なネットワーク機器と同等の機能を有しておらず、従来と同じ管理手法やセキュリティ対策が適用できない場面が増えました。この他にもスマートフォンに代表されるスマートデバイスも多くのネットワークに接続されており、多種多様なネットワーク機器に対する対策が必要となっています。IoTデバイス普及によりネットワークの利用形態が従来から大幅に変化するため、通信基盤としてのインターネットの役割やその運用管理、さらにセキュリティ対策に求められる内容も大きく変化していくことになると考えられます。
本特集号では、IoT時代に必要とされる情報通信基盤の構築および活用に向けた最新の研究、開発、実験、運用等に関する論文を掲載します。研究会やシンポジウム、国際会議等にて発表された論文を含め関連分野の論文を幅広く募集し、インターネットを始めとするネットワークシステム等に関連する様々な運用技術の発展に寄与することを目指します。理論や机上検討だけに留まらず、実際に構築し運用を行っているシステムに関する論文についても歓迎します。奮ってご投稿くださいますようご案内申し上げます。奮ってご投稿くださいますようご案内いたします。なお今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。
投稿要領
(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし手続きを進めてください。
https://mc.manuscriptcentral.com/ipsj
なお、ご投稿いただく際は初回のみアカウント作成が必要となります。
アカウント作成は、投稿窓口のURLから行えます。
詳細は投稿窓口URLの上部にある「投稿規定・各種書類」内のマニュアルをご参照ください。
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。
(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。
(3)投稿締切 2016年6月17日(金) 6月27日(月)*締切延長しました
(4)特集号予定 2017年3月号
(5) 掲載料に関する補足
情報処理学会では、2015年8月1日から2016年7月31日までに投稿された英文論文の掲載料を30%割引きするキャンペーンを行っています。
(6)特集号編集委員
編集委員長:吉田和幸(大分大学)
幹 事:石橋勇人(大阪市立大学)
委 員:今泉貴史(千葉大学)、柏崎礼生(大阪大学)、北口善明(金沢大学)、齊藤明紀(鳥取環境大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、重安哲也(県立広島大学)、土井裕介(東芝)、中村素典(国立情報学研究所)、桝田秀夫(京都工芸繊維大学)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)