論文誌「仮想化時代の情報セキュリティと運用技術」特集 論文募集
論文誌「仮想化時代の情報セキュリティと運用技術」特集 論文募集
2014年6月16日更新
論文誌ジャーナル編集委員会
コンピュータの分野においてはさまざまな技術が日々開発、そして利用されています。仮想化の技術もその1つで、古くはメモリ空間を実際のハードウェアよりも多く見せる仮想メモリなどから始まり、現在はハードウェアの仮想化やネットワークの仮想化など仮想化されるものは多岐にわたります。またこれらの仮想化技術を利用したクラウドサービスの展開も始まっており、一層システムは複雑化し、技術面だけでなくセキュリティについても考慮していく必要があります。
今日ではインターネットが社会基盤に深く入り込み、マルウェアや標的型攻撃による情報漏洩などにより、企業や国家に対して多大な損壊を与えることがあります。これらの対策として技術面、運用面での対策が提案されてはいますが、攻撃側の技術も日々進化しており、完全に組織を守り切ることは困難な状況となっています。
本特集号では、仮想化時代における新しいサービスの研究、開発、運用技術に関する論文を掲載します。研究会やシンポジウム、国際会議等にて発表された論文や新規の論文を広く募集し、ネットワークシステム等に関連するさまざまな運用技術の発展に寄与することを目指します。特に理論だけではない実際に運用を行っているシステムに関する論文を評価します。奮ってご投稿くださいますようご案内申し上げます。なお、今回の論文誌ジャーナル編集は「ゲストエディタ制度」によって行います。
投稿要領
(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内(2012年9月改訂版)によりますが、テクニカルノートは募集いたしません。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし、電子投稿の要領に従って手続きを進めてください。なお、このURLは日本語論文専用です。英語論文の投稿先は異なりますので、十分にご確認の上、ご投稿ください。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit.do
※論文の言語は日本語または英語ですが、英語論文の場合は上記のURLではなく、下記からお願いします。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit_en.do
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。
(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。
(3)投稿締切 2014年6月16日(月) 6月25日(水)*締切延長しました
(4)特集号予定 2015年3月号
(5)掲載料に関する補足
採択された論文は規定の掲載料が必要になりますが、英語論文の掲載料は必要ありません。情報処理学会論文誌では2010年8月1日から2015年7月31日までに投稿された英語論文の掲載料は無料となっています。
(6)特集号編集委員
編集委員長:櫻田武嗣(東京農工大学)
副委員長:齊藤明紀(鳥取環境大学)
委 員:安東孝二(mokha Inc.)、石島 悌(大阪府立産業技術総合研究所)、今泉貴史(千葉大学)、柏崎礼生(大阪大学)、北口善明(金沢大学)、坂下 秀(アクタスソフトウェア)、佐藤 聡(筑波大学)、土井裕介(東芝)、中村 豊(九州工業大学)、林 治尚(兵庫県立大学)、桝田秀夫(京都工芸繊維大学)、松本直人(さくらインターネット)、宮下健輔(京都女子大学)、山井成良(東京農工大学)