論文誌「教育とコンピュータ」特集 論文募集

論文誌「教育とコンピュータ」特集 論文募集

2012年10月11日
2013年2月4日更新
論文誌ジャーナル編集委員会


  情報教育に関する研究論文は、情報科学の観点から教育の方法を論ずるもの、教育学の観点から情報科学・情報技術の教育方法を論ずるもの、情報教育のカリキュラム・教材・システム環境を論ずるもの、広範囲の教育の情報化を論ずるもの、教育行政の理念を論ずるもの、個別事例や実践例を論文としてまとめて報告するものなど、近年ますます多様化しています。一方で、情報化の進展に対応できる情報処理技術者を十分に供給できていないことが社会問題となっています。情報産業界での人材育成においてもいろいろな問題が指摘されています。また、一般のコンピュータ利用者に対する、コンピュータリテラシー教育の内容についても関心が高まっています。
 このような状況の中で、本学会でも情報教育に関する様々な研究会やシンポジウムを開催しています。そこでなされた、様々な情報教育や教育方法についての研究や実践報告、学習支援に関するさまざまなツールやコンテンツなどに関する多くの議論を反映した論文が、今、教育や人材育成に必要とされています。
 そこで、情報処理学会論文誌において、下記の要領で『教育とコンピュータ』をテーマに特集号を企画しております。本学会のコンピュータと教育研究会主催の研究会・シンポジウム等で発表された方々、教育学習支援情報システム研究会主催の研究会・シンポジウム等で発表された方々をはじめ、テーマに関連する研究・教育を行っている方々に対して広く論文を募集いたします。奮ってご投稿くださいますようお願いいたします。

 以下に主な対象分野を示しますが、情報教育に関連する論文であれば、これに限りません。
 ・情報教育の情報科学的、情報工学的、教育学的見地からの抽象、設計、評価
 ・初等中等高等教育、企業の情報人材育成教育などにおける、目標・方法論、理論と検証、実践例と効果、評価およびその手法
 ・情報教育教材
 ・各種教育支援ツール
 ・e-Learning、CMS、LMS
 ・情報教育の評価手法

投稿要領

(1)論文の執筆要領
「情報処理学会論文誌(IPSJ Journal)」原稿執筆案内(2012年9月改訂版)によります。
論文は電子投稿により受け付けますので、下記のURLにアクセスし、電子投稿の要領に従って手続きを進めてください。なお、このURLは日本語論文専用です。英語論文の投稿先は異なりますので、十分にご確認の上、ご投稿ください。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit.do

※論文の言語は日本語または英語ですが、英語論文の場合は上記のURLではなく、下記からお願いします。
https://www.ipsj.or.jp/prms/author_pre_submit_en.do
論文募集の英語版はJIP (Journal of Information Processing) のページよりご覧ください。

(2)査読手続き
通常の論文誌投稿論文と同一ですが、特集号編集期限の関係上、著者への照会期間は通常(2ヶ月)より短縮されますので、投稿に際し、あらかじめご了承ください。

(3)投稿締切  2013年3月18日(月)

(4)特集号予定  2014年1月号

(5)掲載料に関する補足
採択された日本語の論文は規定の掲載料が必要になりますが、英語論文の掲載料は必要ありません。情報処理学会論文誌では2010年8月1日から2013年7月31日までに投稿された英語論文の掲載料は無料となっています。

(6)特集号編集委員
編集委員長:角田博保(電気通信大学)
幹   事:高岡詠子(上智大学)、中山泰一(電気通信大学)
委   員:伊藤一成(青山学院大学)、井上 仁(九州大学)、上田真由美(流通科学大学)、大即洋子(清和大学)、奥村晴彦(三重大学)、梶田将司(京都大学)、加藤直樹(東京学芸大学)、金子敬一(東京農工大学)、兼宗 進(大阪電気通信大学)、神沼靖子(本学会フェロー)、川合 慧(放送大学)、耒代誠仁(桜美林大学)、久野 靖(筑波大学)、鈴木 貢(島根大学)、竹村治雄(大阪大学)、立田ルミ(獨協大学)、長 慎也(明星大学)、中西通雄(大阪工業大学)、中森眞理雄(東京農工大学)、長瀧寛之(岡山大学)、西田知博(大阪学院大学)、櫨山淳雄(東京学芸大学)、坂東宏和(ポトス)、松浦敏雄(大阪市立大学)、松澤芳昭(静岡大学)、山之上卓(鹿児島大学)、李 元揆(高麗大学)、和田 勉(長野大学)、渡辺博芳(帝京大学)

以上