CSEC優秀研究賞(CSEC研究会)
CSEC優秀研究賞(CSEC研究会)
賞の概要 | 定期開催のCSEC研究発表会においてCSECに申込のあった発表を対象とし、高い完成度を持つ優れた論文だけではなく、今後の発展が有望視されるよう な、もしくは新たな分野を切り開くような萌芽的な研究発表も含めて表彰. |
選考委員会 | CSE研究会主査・幹事および推薦論文担当 |
選考方法 | CSEC運営委員会による推薦と、推薦対象に対する運営委員 等による評点平均に基づき、選考委員会により実施. |
選考基準 | 表彰数は、原則として各定期研究会における発表数の10%程度. |
表彰等 | 選考委員会の委員長であるCSEC研究会主査により、CSSの表彰式において 表彰. |
2024年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第106回研究会 | 木村圭一朗・葛野弘樹・白石善明・森井昌克(神戸大学大学院工学研究科) | Bluetooth省電力モードを用いるデバイスハイジャック攻撃 |
野本一輝(早稲田大学/デロイト トーマツ サイバー合同会社)・福永拓海(デロイト トーマツ サイバー合同会社)・鶴岡 豪・小林竜之輔・田中優奈(早稲田大学)・神薗雅紀(デロイト トーマツ サイバー合同会社)・森 達哉(早稲田大学/NICT/理研AIP) | Overpass: セキュリティ評価のための自動運転システムの提案と評価 | |
菊池浩明・HERNANDEZ-MATAMOROS Andres(明治大学) | ポリファーマシーの差分プライベートなリスク因子分析 | |
第105回研究会 | 西村拓海・戸澤一成・定兼邦彦(東京大学) | 完全準同型暗号TFHEにおけるLarge LookUp Tableの効率的な評価 |
2023年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第104回研究会 | 松林勝(NTTセキュリティホールディングス株式会社)・芝原俊樹(NTT社会情報研究所)・小山卓麻・田中政志(NTTセキュリティホールディングス株式会社) | IoT向けのSecurity Operation Centerにおける 大規模言語モデルと集合間類似度を用いたレポートの再利用 |
村山優子(津田塾大学)・大塚亜未(東京都立産業技術高等専門学校)・石村源生(情報経営イノベーション専門職大学)・落合慶広(情報経営イノベーション専門職大学) | 車いすを利用した外出に関わるプライバシー感 | |
赤羽秀(国立研究開発法人情報通信研究機構/神奈川工科大学)・韓燦洙(国立研究開発法人情報通信研究機構)・岩本一樹(株式会社セキュアブレイン)・伊沢亮一・高橋健志・井上大介(国立研究開発法人情報通信研究機構) | 関数呼び出しの推移に基づいたユーザ定義関数の特定 | |
万代竜輝・佐藤将也(岡山県立大学) | Webプッシュ通知のブラウザ拡張による制御法における制御対象の拡張 | |
藤井翔太・佐藤隆行(日立製作所) | Protective DNSの実態調査 | |
第102回研究会 | 加藤駿典・松井秀俊(滋賀大)・寺田雅之(NTTドコモ/滋賀大データサイエンス・ AI イノベーション研究推進センター) | 圧縮メカニズム再考:スパースな観測行列を用いた圧縮センシングによる差分プライバシーの実現 |
第101回研究会 | 小宮千佳・矢内直人・山下恭佑(大阪大学)・岡村真吾 (奈良工業高等専門学校) | 悪性サイト検知のためのWebAssemblyデータセット構築ツールの設計とその精度評価 |
2022年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第100回研究会 | 金井文宏(NTT社会情報研究所)・長谷川彩子(情報通信研究機構)・塩治榮太朗・秋山満昭(NTT社会情報研究所) | 日米の産業界におけるパブリックおよび自社製のセキュア開発ガイドラインの利用実態調査 |
金城皐貴・天笠智哉・奥村紗名・吉平瑞穂(静岡大学)・中原正隆・奥井宣広・窪田歩((株)KDDI総合研究所)・大木哲史・西垣正勝(静岡大学) | NAT後のIPFIXフローデータを用いたIoT機器推定手法の一検討 | |
髙橋朋伽・奥村伸也(大阪大学大学院 工学研究科)・宮地充子(大阪大学大学院 工学研究科 / 北陸先端科学技術大学院大学) | 双対空間によるRing-LWE問題の脆弱性解析 | |
新井颯斗(大阪大学 大学院工学研究科)・宮地充子(大阪大学 大学院工学研究科/北陸先端科学技術大学院大学) | サイドチャネル攻撃に安全かつ高速な同種写像暗号CSIDH | |
鎌田大己・藤沢匡哉(東京理科大学) | 等式飽和を用いた準同型暗号コンパイラの作成と評価 | |
第99回研究会 | 横山友紀・今泉貴史(千葉大学) | フロー内のパケット損失率に着目した低レートDDoS攻撃緩和手法の提案 |
須賀祐治(インターネットイニシアティブ) | 8段階リッカート尺度入力カードベースプロトコルの構成とハミングスキームH(3,2)との関連性について | |
第98回研究会 | 榎本秀平(東京農工大学)・葛野弘樹(神戸大学)・山田浩史(東京農工大学)・白石善明・森井昌克(神戸大学) | ランサムウェアに対する CPU 命令実行抑止機構の提案と評価 |
嶋田創・蘇思遠(名古屋大学)・長谷川皓一(NII)・山口由紀子(名古屋大学) | SVMベースのマルウェア識別器の勾配情報変化量による中毒攻撃データの検知 | |
第97回研究会 | 山岸伶・藤井翔太・佐藤隆行(日立製作所) | 解析者インタビューに基づくマルウェア動的解析業務の明文化と支援事項の検討 |
2021年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第96回研究会 | 藤原魁成・小澤誠一(神戸大学)・春木博行・Park Chanho(LINE) | 機械学習を用いた悪性TLS通信の検知と通信特徴の推移に関する考察 |
松原功樹・Tian Yangguang(大阪大学)・宮地充子(大阪大学/北陸先端科学技術大学院大学) | Forward-Secureなカメレオンハッシュ関数 | |
四方隼人・豊田航大(東北大学)・宮原大輝(電気通信大学/産業技術総合研究所)・水木敬明(東北大学/産業技術総合研究所) | 対称論理関数に対する最小枚数プロトコルの改良 | |
第95回研究会 | 大江弘晃・毛利公一・鄭俊俊(立命館大学) | APIコール情報を用いた注意機構付きLSTMによるマルウェアの特徴抽出と分類 |
黄緒平(東京都立産業技術大学院大学/横浜国立大学)・望月俊輔(NTTデータ数理システム)・吉岡克成(横浜国立大学) | IoTマルウェア感染解析における通信形態及びアップリンク速度の推定手法 | |
第94回研究会 | 山本萌花・掛井将平・齋藤彰一(名古屋工業大学) | IoT機器のWebUIを模したハニーポットの自動生成フレームワーク |
第93回研究会 | 小山寛人(東北大学)・宮原大輝・水木敬明(東北大学/産業技術総合研究所) | 部分開示を用いるトランプカードプロトコルとその発展 |
金谷延幸・藤原吉唯・津田侑(情報通信研究機構)・高野祐輝(大阪大学/情報通信研究機構)・伊沢亮一・井上大介(情報通信研究機構) | FPGAによるソフトウェア解析環境「Iana」の提案 |
2020年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第92回研究会 | 佐々木優(東北大学)・宮原大輝・水木敬明(東北大学 / 産業技術総合研究所)・曽根秀昭(東北大学) | 6枚のカードを用いた非コミット型3入力ANDプロトコル |
飯野和真・宇田隆哉(東京工科大学) | 不適切なデータセットや処理方法を用いた機械学習によるXSS攻撃検出研究の解説と精度の比較 | |
鈴木克弥・大山恵弘(筑波大学) | クロック分解能を用いたRaspberry Pi 仮想マシンの検出 | |
大森貴通・水野広基・牧原京佑・平野学(豊田工業高等専門学校)・小林良太郎(工学院大学) | 準パススルー型ハイパーバイザによるメモリデータ収集機能の性能改善と評価 | |
第91回研究会 | 渡邉俊介・今泉貴史(千葉大学) | 分散型SDN制御プレーンを標的とするDDoS攻撃緩和手法の提案 |
四方寿樹・矢内直人・藤原融(大阪大学) | 外部機構によるバックドアリングを用いた機械学習用電子透かし | |
第90回研究会 | 高田雄太・伊藤大貴・熊谷裕志・神薗雅紀(デロイトトーマツサイバー | リンクデコレーションおよび CNAME クローキングによるクッキー共有のリスク分析 |
田中大樹(立命館大学)・川古谷裕平・岩村誠(NTTセキュアプラットフォーム研究所)・鄭俊俊・毛利公一(立命館大学) | Windowsにおけるハッシュ値の伝播によるスレッドインジェクション機能を持つマルウェアの特定手法 | |
第89回研究会 | <該当なし> | --- |
2019年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第88回研究会 | 成田 彩織(玉川大学),磯原 隆将,窪田 歩(KDDI総合研究所),山﨑 徳和(玉川大学) | SIMによるプライベートストレージを用いたパスワード管理アプリの実装と評価 |
田崎 洋祐,稲葉 緑(情報セキュリティ大学院大学) | 複数のSNSアカウント利用時における意図しない個人特定に関する要因分析 | |
小寺博和(NTT セキュアプラットフォーム研究所),小出駿 (NTT セキュアプラットフォーム研究所/横浜国立大学),千葉大紀,青木一史,秋山満昭(NTT セキュアプラットフォーム研究所) | 偽ショッピングサイトを起点とする攻撃の実態調査 | |
前田 龍星,三村 守(防衛大学校) | 深層強化学習によるPost-Exploitationの自動化 | |
第87回研究会 | 坂間 潤一郎・金岡 晃(東邦大学) | ビットコインにおけるデジタル署名の乱数分析 |
第86回研究会 | 大岡 拓斗・松本 瞬・市野 将嗣(電気通信大学)・緑川 耀一・吉井 英樹(ソフトバンク)・吉浦 裕(電気通信大学) | 対象者の人数と人間関係に制約のない移動履歴とSNSアカウントの照合 |
第85回研究会 | Jin Yaoan・Atsuko Miyaji(Osaka University) | Secure and Compact Elliptic Curve Cryptosystems |
2018年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第84回研究会 | 片山源太郎・吉浦裕(電気通信大学) | 匿名加工を伴う2パーティ秘匿クロス集計の性能比較 |
山田道洋・菊池浩明(明治大学) | k匿名化されたデータの安全性評価 | |
第83回研究会 | 高田雄太・渡邉卓弥・中野弘樹・波戸邦夫・秋山満昭(NTT) | Web プッシュ通知の悪用に関する実態調査 |
高瀬誉(豊橋技術科学大学)・小林良太郎(工学院大学)・加藤雅彦(長崎県立大学)・大村廉(豊橋技術科学大学) | プロセッサ情報を用いたマルウェア検知機構における分類器のサイズ削減手法の検討方法 | |
第82回研究会 | 山田道洋・池上和輝・菊池浩明・乾孝治(明治大学) | 経営マネジメント状況による情報漏洩インシデント削減効果の評価 |
チャン クワン カイ・坂本一仁・松永昌浩(セコム) | 複数回にわたる匿名加工情報の提供に対する再識別リスク評価方法:PWSCUP2017における安全性指標の考察と分析から | |
第81回研究会 | 廣澤 龍典・上原哲太郎 (立命館大学) | ビットコインのミキシングにおける資金移動の分析 |
2017年度
研究会 | 受賞者(所属) | タイトル |
第80回研究会 | 遠藤 将・松野 宏昭・村松 弘明・藤田 真浩・西垣 正勝(静岡大学) | 利便性と安全性に配慮したチャレンジ・レスポンス分離型ユーザ認証の提案 |
服部 夢二・高田 哲司(電気通信大学) | 安全な秘密情報利用の動機付けを目的とした個人認証のゲーム化 | |
三浦 紘弥・三村 守・田中 秀磨(防衛大学校) | Bag-of-wordsを用いた悪性マクロの検知手法の提案 | |
第79回研究会 | 松本隆志・明田修平・瀧本栄二(立命館大学)・齋藤彰一(名古屋工業大学)・毛利公一(立命館大学) | 情報漏洩防止のためのTCPによるネットワークワイドなテイント追跡手法 |
榑林秀晃(名古屋工業大学)・毛利公一(立命館大学)・齋藤彰一(名古屋工業大学) | 動的解析にもとづくIntel MPX命令挿入による 再コンパイル不要のメモリ安全性向上手法 | |
第78回研究会 | 清藤武暢(日本銀行金融研究所)・青野良範(情報通信研究機構)・四方順司(横浜国立大学) | 高機能暗号の金融分野での応用に関する考察 |
藤井翔・鬼頭哲郎・重本倫宏・藤井康広(日立製作所) | サイト関連情報に基づいたWebサイト脅威度推定機能の提案 | |
第77回研究会 | 本多俊貴・白井丈晴・向山浩平・西垣正勝(静岡大学) | ユーザの文書編集操作を考慮したランサムウェア検知に関する一検討 |