大内 一成 君
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[対象業績]「状況認識技術とそのヒューマンインタフェース応用に関する研究開発および学会運営への貢献」
1998年早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻修了.同年株式会社東芝入社.状況認識技術,メディア認識技術とそのヒューマンインタフェース応用に関する研究開発・製品開発などに従事.現在,東芝中国社副総裁兼研究開発センター所長(東芝より出向中).本会理事,ユビキタスコンピューティングシステム研究会主査,人間情報学会理事などを歴任.長尾真記念特別賞,山下記念研究賞,ヒューマンインタフェース学会論文賞など受賞.博士(工学).
[業績推薦理由]大内一成君は,1999年から,世界に先駆け,腕に装着した加速度センサを用いた歩行,ジェスチャなどの状況認識技術の研究開発を開始し,その後も加速度センサに他のセンサを組み合わせた状況認識技術,メディア解析に基づく状況認識技術,およびそれを活用したヒューマンインタフェースに関する研究開発・製品開発にたゆまず取り組み,当該技術の社会実装に大きく貢献した.また本会理事,研究会主査,インタラクション2018シンポジウム大会委員長を歴任するなど,本会の運営・発展への貢献は顕著であり,本会フェローに相応しい.