清木 康 君
フェロー
清木 康 君(正会員)
[対象業績] 「高機能データベースシステムおよび意味的連想検索に関する研究」
1978年慶應義塾大学工学部電気工学科卒業,1983年同大大学院工学研究科博士課程電気工学専攻修了,工学博士.日本電信電話公社武蔵野電気通信研究所,筑波大学電子・情報工学系・助教授を経て,1996年慶應義塾大学環境情報学部・助教授,1998年同教授,現在に至る.情報処理学会データベースシステム研究会主査,情報処理学会論文誌:データベース編集委員長,FIT2005実行委員長,日本データベース学会理事等を歴任.
[業績推薦理由]
清木康氏は,我が国のデータベース研究を代表する研究者の1人であり,高機能データベースシステムの研究,意味的連想検索の研究,関数型計算モデルによる並列データベースシステムの研究で多大の業績を上げ,国内外で活躍している.また,氏は,情報処理学会データベースシステム研究会主査を4年間務め,その間,「情報処理学会論文誌:データベース」の創刊・刊行を軌道に乗せ,加えて,本論文誌を電子情報通信学会データ工学研究専門委員会との共同編集とするなど,我が国のデータベースコミュニティの興隆に極めて顕著な貢献がある.