北村 喜文 君

  • 北村 喜文

    [対象業績]「3次元ユーザインタフェースに関する先駆的研究と大規模重要国際会議運営への貢献」

      1987年大阪大学大学院基礎工学研究科 博士前期課程修了.同年キヤノン株式会社,1992年ATR通信システム研究所,1997年大阪大学大学院工学研究科/情報科学研究科 助教授/准教授,2010年より東北大学電気通信研究所 教授,2018年より副所長,2023年より新設されたサイバー&リアルICT学際融合研究センター長を兼務.日本VR学会フェロー.国際的な学会組織では,IFIP TC-13日本代表,Liaison for Japan and Chair of ACM SIGCHI Asian Development Committee,Chair of Japan ACM SIGCHI Chapter 等を務めてきた.日本政府観光局のMICEアンバサダーにも認定されている.

    [業績推薦理由]

    北村喜文君は,3次元ユーザインタフェースやバーチャルリアリティ等の研究で技術の発展に貢献してきた.多くの国際会議の運営にも携わり,世界と日本の研究者コミュニティを繋ぐ活動で,日本のプレゼンス向上にも努めてきた.特に,コンピュータグラフィクスとインタラクティブ技術の大規模重要国際会議ACM SIGGRAPH Asiaの日本への誘致とConference Chairとして会議を成功に導く貢献,ヒューマンコンピュータインタラクション分野の大規模重要国際会議ACM CHIの日本初開催に向けた誘致活動とGeneral Chairとして会議を成功に導く貢献等,分野の発展への貢献は多大でまさにフェローにふさわしい.