兼宗 進 君
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[対象業績]「プログラミング教育を支援する教材開発に対する貢献」
1987年千葉大学工学部卒業、1989年筑波大学大学院理工学研究科修了。2004年筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士課程修了、博士(システムズ・マネジメント)。1989年(株)リコーソフトウェア研究所勤務。2004年一橋大学総合情報処理センター准教授。2009年大阪電気通信大学教授。2022年同副学長。専門はプログラミング言語と情報教育。コンピュータと教育研究会(CE)主査、論文誌教育とコンピュータ(TCE)編集委員長などを歴任。2016年山下記念研究賞。
[業績推薦理由]兼宗進君は、我が国におけるプログラミング教育の普及と教材の研究開発を行ってきた。教育用プログラミング言語「ドリトル」、オンラインプログラミング学習環境「BitArrow」、データベース学習教材「sAccess」を公開し、初等中等教育におけるプログラミング教育の必修化と教育を支援した。文部科学省の委員として高等学校情報科の学習指導要領と教員研修用教材を作成し、中学校技術科と高等学校情報科の教科書を作成し、本会においてもIPSJMOOCでの動画教材作成などに貢献した。