旭  寛治 君

フェロー

旭  寛治 君(正会員)

[対象業績] 「情報システムの高度化に関する貢献」

  1971年東京大学工学部卒.(株)日立製作所にて,メインフレームおよびスーパーコンピュータのオペレーティングシステム,グループウェア等の開発に従事.基本ソフトウェア本部長,ストレージソリューション本部長等を経て,2004年より(株)日立テクニカルコミュニケーションズ代表取締役社長.1977-78年米イリノイ大学留学.1999-2000年度理事.2005-2006年度副会長.ACM, IEEE会員.

[業績推薦理由]

 旭寛治君は,汎用大型計算機及びスーパコンピュータ向けのオペレーティングシステムの開発に従事し,性能および信頼性の向上に関する業績等を通じ,情報システムの高度化,適用範囲の拡大に大きく寄与した. また、本会において要職を歴任し学会運営に多大な貢献をした.特に、本会Webサイトでのコンピュータ博物館の開設に尽力し,我が国コンピュータの歴史を後世に伝える新しい試みの実現に寄与した.さらに、本会における情報技術教育の水準向上、高度IT人材の育成,情報処理技術者の社会的地位の向上に向けた活動に多大な貢献をした.