新制度による論文推薦のお願い(査読の改善を含む)


2010年6月11日
2010年6月29日訂正版

論文誌ジャーナル編集委員会
Editorial Committee of the Journal of Information Processing
委員長 宗森 純
副委員長 横田治夫


【論文推薦のご依頼】
 論文誌に投稿しても採録されないので投稿する意欲が削がれるという声を最近良く耳にいたします。実際に投稿数も採択率も減少傾向にあります。論文誌ジャーナル/JIP (Journal of Information Processing) 編集委員会といたしましてはこの事態に対処すべく、推薦論文制度を改訂し、論文特集号の拡大を図り、査読の改善に努めております。
 推薦論文制度を改訂し、従来の研究会やシンポジウムからの推薦に加えて、掲載の時期等に若干の制約はございますが、1年間に研究会や支部から最大4件(論文誌ジャーナル2件、JIP2件)の推薦を可能といたしました。これは1回の研究会で推薦の対象となる発表数(10件)に満たないが良い発表があった場合や、支部で良い発表があるにもかかわらず、本学会への論文投稿に反映されないことに対応したものです。1回の発表の内容を基にしても、複数回の発表の内容を基にしても可能です。詳細は「推薦論文制度」をご覧ください。
 昨年の4月から今年の3月分までの発表分に関しまして、8月中に推薦をお願いいたします(依頼)。9月以降に推薦されると掲載が遅くなることがあります。

【査読の改善】
 推薦論文や特集を組んで投稿が増えても、査読が適切でないと問題は解決いたしません。このため、メタ査読者の査読の手引きに、「両査読者の判断に明らかな間違いがある場合を除き、両査読者の判断を尊重し、特別な理由がない限りは、両査読者の判断よりも厳しい判断を行うことがあってはならない。」と明記いたしました。たとえば、判断が、採録と条件付き採録の場合や両査読者が条件付き採録の場合は不採録としてはならないことを明確にいたしました。詳細は「処置記録の作成」をご覧ください。
 個々の査読に関しましては、『石を拾うことはあっても玉を捨てることなかれ』というポリシーを明確にいたしました。具体的には「論文に関して大切なものの一つにオリジナリティがある。第1回目の査読では、どのように修正すればオリジナリティを明確にできて、内容が分かりやすくなり、採録されるかを、責任をもって具体的に示す」等といたしました。詳細は「論文査読に対する基本的な考え方」をご覧ください。

 なにとぞ、この改革の意図を汲んでいただき、これら論文に関する改善の周知徹底をお願いするとともに、推薦論文や特集号論文、一般論文の投稿数を増やしていただきたく思います。

以上

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