増井 俊之 君

増井[対象業績] 「コンピュータのユーザインタフェースに関わる幅広い研究及び実用化」

1984年東京大学大学院工学系研究科修了.1986年〜1996年シャープ株式会社情報技術研究所,1989年〜1991年カーネギーメロン大学訪問研究員,1996年〜2003年ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャ,2003年〜2006年産業技術総合研究所主任研究員,2006年〜2008年Apple Inc. Senior architect,2009年慶應義塾大学環境情報学部教授,2014年Nota Inc. CTO,2015年ケンブリッジ大学訪問研究員.東京大学より博士(工学).
 

 
[業績推薦理由]

増井俊之君の開発した予測型日本語入力システムPOBoxとフリック入力は,スマートフォンの日本語入力の標準方式となっている.また,Gyazo, Scrapbox, Helpfeelなどのサービスを開発し,多くのユーザを獲得している.このほかにも数々のユーザインタフェース技術を開拓し,当該分野のワークショップや研究会を立ち上げるなど,日本のユーザインタフェース研究の牽引者の1人として活躍している.