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デモ展示

日本電信電話(株)

展示場所:第1サテライト会場(工学部 11号館)

(1) 未来の電話 t-Room:システム的ビデオコミュニケーション学の確立をめざして
t-Room は、65インチディスプレイ8台を円筒状に配置したビデオコミュニケーションシステムです。 一度に数人の人間が入ることができるその円筒の中には不思議な空間が広がっています。 実際に体験してみなければその不思議さは分かりません。 私たちは、この不思議空間が次世代のビデオコミュニケーションの形ではないかと考えています。 ビデオコミュニケーションシステムが満たすべき基本機能は、もし自分がそこに居たら見て聞いているであろう映像と音を、今自分が居る空間で再現することです。
t-Room は、そこに居たら認識したであろう人や物の物理的な位置に関する情報を、映像と音を通して、自らの空間にできるだけ欠落や歪なく再現するというアプローチを取ります。 これにより、遠隔地の人や記録映像の人物とあたかも同じ部屋の中に居るような感覚を得ることができるようになり、従来のテレビ会議とは一味違う臨場感を実現しました。我々はこの感覚を「同室感」と呼んでいます。
ぜひ多くの皆様に不思議空間で同室感を体験していただきたいと願っています。

展示場所:メイン会場 E

(2) ネットワークセキュリティ :安心・安全なコミュニケーションをめざして
今日、ネットサービスは我々の生活に欠かせないインフラとなり、利便性が増す一方で、セキュリティ脅威は日々増大しています。NTT研究所では「安全・安心なコミュニケーション」を実現するために『ネットワークセキュリティ』の研究開発に取組んでいます。
本展示ではマルウェアの検知・収集・分析によるセキュリティ脅威の原因究明技術、ネットワークの異常からいち早く脅威を検知する技術、セキュリティインシデントに即応するためのCSIRT活動などNTT 研究所で進めている『ネットワークセキュリティ』の研究成果と取組みを一味違うビジュアルデモによりわかりやすく紹介します。

 

(独)情報通信研究機構

展示場所:メイン会場 L

情報通信研究機構MASTAR プロジェクトで開発している様々なシステムについて展示します。特に、ロボカップ世界大会@ホームリーグにおいて2008 年優勝、2009年準優勝を果たしたロボット(電気通信大学、玉川大学と共同開発)や、音声翻訳システム、音声対話システム、多言語翻訳システム、概念辞書等についてデモを行ないます。また、MASTAR プロジェクトが中心となって活動している高度言語情報融合フォーラムの活動についても紹介します。

超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム URCF

展示場所:メイン会場 U

「4K 超高精細全天ドーム映像上映」
4K 超高精細全天ドーム映像システムを用いて、2009 年7 月22 日に奄美大島において撮影した皆既日食の全天映像を上映します。4K 超高精細全天映像を上映することにより、超臨場感技術の一端を紹介・デモンストレーションを行います。

文部科学省科学研究費補助金特定領域研究
 「情報爆発時代に向けた新しいIT基盤技術の研究」

展示場所:メイン会場 J

(1)「IPSJ 論文サーチ powered by 情報爆発NLP」:情報処理学会の記事・論文・研究報告、約4万件を対象として情報爆発NLPで開発された種々の技術を統合した検索システムのデモを行います。
(2)「InTrigger とその上の爆発する情報の処理」:データ集約的な計算の並列・分散処理を行うためのプラットフォーム"InTrigger" とソフトウェアについてのデモを行います。
(3)「ジャーナリストロボット」:実世界を動き回ることで興味深い事象を発見し、人へのインタビューなどを通じて記事を生成するロボットのデモを行います。
(4)「情報コンシェルジェ」:発話内容や視線の変化からユーザの興味を汲み取り、音声対話を通して情報提供を行うシステムのデモを行います。
(5)「センサネットワークを用いた糖尿病予防医療」:各種生体センサおよび無線ネットワークを用いて生体情報のライフログを取得し、費用対効果と医療安全性の向上を目指す取り組みを紹介します。

情報通信研究機構 高度通信・放送研究開発委託研究
情報通信・エネルギー統合技術の研究開発

展示場所:メイン会場 C

京都大学、神戸大学、大和ハウス工業(株)、(株)エネゲート、(株)トランス・ニュー・テクノロジーの5機関は、情報通信研究機構の委託研究プロジェクトとして、単独の家庭だけでなくそれらが複数集まった地域等の面的エリア内で消費される電力に対して、情報通信技術(ICT)を活用して生活者の利便性を失わず、かつ生活者が意識することなく、確実に消費電力の削減を達成できる技術を確立するため、「電力の流れの情報化」及び「供給電力の最適割り当て」に基づく電力管理・制御技術の研究開発を行っています。本展示においては、各機関における取り組みと研究成果を、以下のデモ展示により紹介します。

  • オンデマンド型電力配送のための電力ルーティングスイッチ(京都大学)
  • 電力パケット伝送システムのためのハードウェア(京都大学)
  • ルール制御型スマートタップおよびミニチュアスマートホームによるエネルギー割り当て(神戸大学)
  • 汎用的ホームゲートウェイを使った宅内消費電力情報の収集(大和ハウス工業株式会社)
  • 直流および交流配電における計測、制御システム(株式会社エネゲート)
  • 電力制御プロトコルの組み込み機器への実装を容易にするソフトウェア開発技法(株式会社トランス・ニュー・テクノロジー)

(株)KDDI 研究所

展示場所:メイン会場 D

超臨場感映像技術に関する研究開発をご紹介します。
(1)自由視点映像
3次元空間中の任意の場所から見たシーンを再現可能な自由視点映像技術のご紹介を行います。来場者の方に自ら視点操作を行っていただける体験型デモです。



(2) 8K 映像符号化

未来の超高精細映像である8K 映像に関して、サービスに向けた重要な要素技術である符号化への取り組みをご紹介します。

戦略的創造研究推進事業(CREST)
 「“食”に関わるライフログ共有技術基盤」

展示場所:メイン会場 G

CREST「共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築」研究領域における研究課題「“食”に関わるライフログ共有技術基盤」として本研究を進めています。本研究プロジェクトは、東京大学相澤グループ、東京大学廣瀬グループ、KDDI研究所野原グループの3 グループからなっており、
(1)食、健康に関わるライフログの取得とコミュニティの創成
(2)食関連行動のライフログの取得、活用
(3)食ログと健康指導基盤
に関する研究を2009年度より進めています。
デモ展示では、プロジェクト概要および現在の研究内容のパネルとデモの展示を行います

国立情報学研究所/ 早稲田大学 / 東京大学生産技術研究所

展示場所:メイン会場 I

産業界や学術分野の多様な社会分析ニーズに応じるために、国立情報学研究所、早稲田大学、及び、東京大学生産技術研究所は、文部科学省次世代IT 基盤構築プロジェクトにおいて、膨大な多メディアWeb 情報の解析基盤の構築並びに研究開発を実施しています。本展示では、これまでに開発を進めてきた多メディアWeb 分析テストベッドシステムのデモンストレーションを行います。

「次世代スーパーコンピュータの開発・利用」

展示場所:メイン会場 P

「次世代スーパーコンピュータの開発・利用」について、進捗状況をポスターパネルでご紹介するとともに、SPARC64TMVIIIfxのウェーハ(試作品)およびシステムボード(試作品)の実物、そしてインタコネクト模型を展示する予定です。

日本放送協会 放送技術研究所

展示場所:第2サテライト会場(工学部 新2号館)・メイン会場 N

(1)“かぐや”映像による立体ハイビジョン (第2サテライト会場)
日本放送協会(NHK)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、月周回衛星“かぐや” (SELENE) 搭載のハイビジョンカメラで撮影した月と地球の映像を、NHK 放送技術研究所が2眼立体映像化しました。本展示では、その映像をお見せします。



(2)ぐるっとビジョン
 (メイン会場 N)
“ぐるっとビジョン”は、複数のハイビジョンカメラ映像をスムーズに切り替えることにより、スポーツシーンなどを多視点から見た映像として表現するシステムです。スポーツの生中継で選手の動きをわかりやすく解説するために利用しています。本展示では、“ぐるっとビジョン”で撮影したスポーツシーンをお見せします。

文部科学省科学研究費補助金新学術領域(領域提案型)
「人とロボットの共生による協創社会の創成(人ロボット共生学領域)」

展示場所:メイン会場 T

本プロジェクトにおいて開発している人ロボット共生学に関する研究を進める上で必要となる実験プラットフォームを動態展示致します。展示する実験プラットフォームは、学校や高齢者施設など人々が関わり合い、学び合う環境での実証実験に利用可能な、人型ロボットおよびリアルタイム人位置計測システムです。また、本プロジェクトを構成する3つの計画研究グループの研究内容及び取り組みについて、パネル展示致します。

東京大学 IRT 研究機構

展示場所:メイン会場 K

次世代の個人用移動体であるパーソナルモビリティロボット(PMR)について、実演デモを行います。倒立二輪の状態で段差を乗り越える安定性や、人間工学に基づく新規操縦インタフェースの操作性をご紹介致します。

産業技術総合研究所 情報技術研究部門

展示場所:メイン会場 H

(1) 高性能地理情報システム:HPC GIS
多種多様な地球観測データをグリッド技術により統合・高速処理して活用するGEO Grid プロジェクト。その基盤技術の一つとして地理情報を高速に処理するHPC GIS を紹介し、9枚の液晶ディスプレイを並べたTiled Display Wall上での高精細動画表示のデモンストレーションを行います。
(2) VocaListener(ぼかりす)
ユーザ歌唱の歌い方を真似る歌声合成パラメータの自動推定技術。VocaListener(ぼかりす)による歌声合成デモとして、様々な声質のVOCALOID(市販歌声合成ソフトウェア)を用いて同じ歌い方で事前に歌声合成した結果をデモンストレーションします。それぞれの音量やパンを自分好みに調節しながらミックスダウンして聴くことができます。
(3) クラウドデータセンタの省エネ化
一歩進んだ省エネルギーを実現する次世代データセンタ管理技術。サーバ停止技術と仮想マシンのライブマイグレーションを独自の管理エンジンで組み合わせて、データセンタの電力消費を削減するシステムのデモンストレーションを行います。

Future Performance on Stage!: ITを活用したステージパフォーマンス
 (文科省 科研費特定領域「情報爆発IT基盤」後援)

展示場所:メイン会場 R

IT を活用したステージパフォーマンスを行います。画像処理技術を用いた映像パフォーマンス、ウェアラブルコンピューティング技術を用いた司会進行やDJ、プロジェクタを用いた映像と演者のインタラクション、小型デバイスを用いた楽器演奏など、コンピュータやセンサとパフォーマンスを融合させた新たなステージをお見せします。ITが可能にする新しいパフォーマンスをお楽しみください。

総合科学技術会議 科学技術連携施策群
 「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発」

展示場所:メイン会場 B

「情報の巨大集積化と利活用基盤技術開発」連携群(以下「連携群」という。)は、Web 上および非Web 上にある大量かつ多様なデジタル情報空間から信頼できる情報のみを、簡便、的確、かつ安心して収集、分析、利用できる次世代の知的情報アクセス基盤技術の実現を目標とし、平成19 年度から活動を開始しています。今回、連携群の各施策を動態展示で紹介します。具体的には、各省のプロジェクト[情報信憑性検証技術(総務省)、超高性能データベース基盤ソフト(文部科学省)、情報大航海プロジェクト(経済産業省)]および補完的課題[センシングWeb(代表機関:京都大学)]の成果を2 台の大型ディスプレイを利用して紹介します。また、連携群全体の成果(各省および補完的課題の連携等)に関しては、パネルを用いて紹介します。

(社)電子情報技術産業協会

展示場所:メイン会場 A

我が国のグリーンITの取り組みについて、産官学で組織する「グリーンIT推進協議会」の活動を中心に紹介するとともに、企業が取り組むIT機器自身の省エネ及びITによる省エネについてパネルを中心に紹介します。

東京大学 「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト

展示場所:メイン会場 Q

東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクトが2009/10/9 〜11/3 まで開催した展覧会Digital Public Art in Haneda Airport「空気の港〜テクノロジー × 空気で感じる新しい世界〜」についての報告を、模型や映像を用いて行います。本展覧会は、メディア技術を公共空間に持ち込む巨大な試みであり、多くの人の反応やインタラクションの方法などを観察することのできる機会となりました。模型などの展示に合わせ、講演会では「空気の港〜テクノロジー ×空気で感じる新しい世界〜」展について、コンセプトや技術紹介、工夫などの議論を行います。
http://www.digital-public-art.org/airharbor/airharbor.php

東京大学 情報理工G30 +ロボット競技ゼミ +ロボテック

展示場所:メイン会場 K

複数台のロボットがお互いを認識しながら鬼ごっこを行い、どれだけ逃げられたか、捕まえられたかを競い合います。学部1、2 年生中心に自主性豊かに取り組みます。
ロボット競技を題材とした教育の実例です。

国立情報学研究所

展示場所:メイン会場 M

「映像の盗撮防止技術」「リアルな画像を再現するイメージング技術」「人と協働するロボット」「デジタル台風−リアルタイム緊急情報基盤へ向けて」の4 件の研究をデモで実演するほか、情報処理学会と連携した電子ジャーナル事業展開である「情報学広場」(情報処理学会電子図書館)とこれに使われている関連技術のデモによる紹介、「我が国の最先端学術基盤であるSINET3、NAREGI、UPKI の構築」のパネル展示をあわせて行います。

生活の中のセンサ

展示場所:メイン会場 S

生活の場面における様々なセンサを用いた新しい試みを6組織の共同で展示します.徳田研究室では,ジェスチャやAR技術とセンサを融合させた日常空間サービスを提案します.戸辺研究室では、人が着るセンサと携帯電話との組み合わせで情報を発信するヒューマンプローブの提案を行います.森川研究室では,構造物の健全性を正しく判断する高品質な加速度の計測技術を紹介いたします.瀬崎研究室では安価な斜面崩落検知装置や透明なRFIDテーブルを展示します.コガソフトウエアは,RFIDリーダや液面センサを用いた廃食油回収システムを、トリプルダブルは携帯電話等のソフトウエア開発事例を紹介いたします.

(慶應義塾大学徳田研究室 、東京電機大学戸辺研究室、東京大学森川研究室 、東京大学瀬崎研究室 、株式会社トリプルダブル、コガソフトウエア株式会社 )

 

(独)情報通信研究機構 知識処理グループ

展示場所:メイン会場 F

情報通信研究機構知識処理グループの研究プロジェクトの研究内容および開発したシステムの紹介をします。情報信頼性プロジェクトでは、自然言語処理技術に基づく様々な分析を通して、ユーザがWeb の膨大な情報の中から信頼できる情報を見つけるのを手助けする情報信頼性分析システムWISDOM を紹介します。ナレッジクラスタプロジェクトでは、多様なメディア、異なる専門分野をまたがる情報の集積・分析・提示によりエンドユーザのコンテンツの利活用を支援する次世代Web プラットフォーム、ナレッジクラスタシステムを紹介します。

情報大航海プロジェクト

展示場所:メイン会場 O

情報大航海プロジェクトは、Web、非Web を問わず蓄積される大量の情報から必要な情報を検索・解析する次世代検索・解析技術の開発や、先端事業による実証、制度環境の整備を通じて、新市場の創出を目指しています。先端事業による実証では、ユーザの趣味・趣向を反映した携帯電話のレコメンドサービス、ユーザの行動等をセンシングし適正なタイミングで適正な情報を提供する健康管理サービス、そして、ユーザの真のニーズを引き出しマッチングを行う対話型検索サービス、等が行われ、本展示においては、これらの先端事業を中心にデモ展示を行います。