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3月12日(水)のセッション

セッション1
開催時間 10:00-12:20
タイトル 情報社会のディペンダビリティ
団体名 (独)科学技術振興機構 研究開発戦略センター
概要

目指すべき社会は、人や組織が社会インフラ、情報環境から提供されるサービスの信頼性、安全性に確信を持つことができ、安寧な生活、十全な活動を展開できるディペンダブルな情報社会です。
情報社会の拡大と進化に対応して多分野、長期間に渡る恒久的な「社会の安全信頼保障」を目指した研究を我が国はどのように推進するか、今後の技術課題、政策課題、あるべきファンディングポリシーについて議論します。

司会:勝山 光太郎 (JST-CRDS)

10:00 - 10:05 挨拶:生駒俊明 JST-CRDSセンター長

10:05 - 10:40 講演:「情報社会のディペンダビリティ」
  南谷 崇(東京大学)

10:40 - 11:00 講演:「日本学術会議S&D分科会の提言」
  田中 英彦(情報セキュリティ大学院大学) 

11:00 - 12:20 パネル討論:「今後の技術課題とファンディングポリシー」
 コーディネータ:丹羽 邦彦(JST-CRDS)
 パネリスト:7名:
 勝野頼彦(文科省研究振興局情報課長)
 八尋俊英(経産省商務情報政策局情報処理振興課長)
 村上 聡(総務省情報通信政策局情報セキュリティ対策室課長補佐) 
 岸本高彦(内閣官房情報セキュリティセンター参事官)
 海老名毅(総合科学技術会議事務局・情報通信担当 参事官付補佐)
 田中英彦(情報セキュリティ大学院大学) 
 南谷 崇(東京大学)

関連web http://crds.jst.go.jp

セッション2
開催時間 13:00-15:00
タイトル 21世紀のディペンダブルシステムに向けて
団体名 (独)科学技術振興機構 戦略的創造事業本部(CREST)
概要

社会の隅々までコンピュ−タが使われるようになり、構成要素の一つであるコンピュ−タが故障しないことも重要でありますが、もし仮に故障したとしてもシステム全体で正常に動作し続けることも、快適かつ安心安全な社会を支えることになります。このようなシステムはディペンダブルシステムと呼ばれています。ディペンダブルシステムを実現するためには、ハ−ドウェア、ソフトウェア、開発および運用プロセス、それぞれの分野で取り組まなければいけません。本セミナーでは、ディペンダブルシステム実現に向けて、今後、どのような研究開発を進めていかなければならないか技術的課題と今後の展望を掘り下げていきたいと考えています。

関連web http://www.dvlsi.jst.go.jp/
http://www.crest-os.jst.go.jp/

セッション3
開催時間 15:15-16:45
タイトル これからの研究環境を変えるCyber Science Infrastructure
団体名 国立情報学研究所
概要

これからの研究環境では研究者のアクティビティーを引き出すために、分野を超えた研究の連携、計算資源、データ、実験装置の共有、研究にあわせた研究コミュニティーの形成による「知」の蓄積など、研究者をサポートする環境が重要となります。国立情報学研究所は、そのような研究基盤として、学術情報ネットワークSINET3、学術認証基盤UPKI、グリッド基盤NAREGIによるCyber Science Infrastructure :CSIの構想を三年前に提唱して以来、学術研究コミュニティと共にその具体化を進めています。本講演ではCSIの概要と現状について解説します。

関連web http://csi.nii.ac.jp/#01

セッション4
開催時間 17:00-17:45
タイトル 学と産の連携による安心・安全・高信頼な基盤ソフトウェアの先進的開発
団体名 文部科学省リーディングプロジェクト「e-society 基盤ソフトウェアの総合開発」
概要

文部科学省リーディングプロジェクト「e-society基盤ソフトウェアの総合開発」(2003-2007) は、いつでもどこでも誰でも安心して参加できるIT社会を構築するべく、大学、研究所および産業界が強い連携することにより、世界的に競争力を有する最高水準の基盤ソフトウェアの開発を目指してきました。最終年度にあたり「高い信頼性を持つ高信頼ソフトウェア作成技術の開発」ならびに、「情報の高信頼蓄積・検索技術等の開発」の2つのサブプロジェクトの五年間の成果をまとめて紹介します。

関連web http://cif.iis.u-tokyo.ac.jp/e-society/