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最終更新日:2007年12月28日

 ソフトウェアジャパン2008 ITフォーラムセッション

 
IPA/SEC ツールデモとミニセミナー

1.EPM(エンピリカルプロジェクトモニタ)ツール


●デモ:随時
●ミニセミナー(1):13:30-13:45,14:30-14:45
●講師:樋口 登(IPAソフトウェア・エンジニアリング・センター)


「EPM(エンピリカルプロジェクトモニタ)ルーツ」プロジェクトマネジメントを効率的に実施するためには,プロジェクトの実態を正確に把握する必要がある.EPMツールはプロジェクトの状況を定量的に把握し,リアルタイムに分析するためのツールである.ソースコードの規模,障害の累積件数,障害の未解決件数などの推移状況を把握することで,プロジェクトの状況変化を把握し,対策することにより,プロジェクトの失敗を防ぐことを目指している.また,EPMツールによって収集されたデータを基にプロジェクト終了後にプロセスの評価や問題点の抽出などを行うことで,プロセス改善のための有用な情報を得ることができる.

 
2.定量データに基づくプロジェクト診断支援ツール


●デモ:随時
●ミニセミナー(2):14:00-14:15,15:00-15:15
●講師:内海 昭,森下 哲成(IPAソフトウェア・エンジニアリング・センター)


当ツールは,複数企業から収集したプロジェクトのQCDに関するデータの統計分析情報を用いて,利用者のプロジェクトの相対的な位置を統計図表上に表示する.ユーザ・ベンダ間での目標設定,評価の定量的な把握や,プロジェクトの特徴,特性や立ち位置の確認ができ,定量的な視点から能力分析・改善の礎とすることができる.客観的に自社のプロジェクト状況を確認できるため,開発計画やリスク管理などに関する合意の形成において,ユーザ,ベンダの両者がいわば“会話”するための道具として活用されると共に,他社水準との比較により自己の水準を認識し,開発力強化のための改善活動の契機となり,プロジェクト及び組織のプロセス改善活動の底上げになることを期待している.