2017年度役員改選の投票について

1. Webサイトの投票画面記載の候補者は理事会で推薦する方々です. 
以下の役員候補者名簿および担当業務詳細等をご参照のうえ, 選定する役員候補者について, 
圧着はがきで送付の「Web投票のお願い」にある手順を参考にWeb投票にてご投票ください. 
 
2. 投票は,2017年3月3日(金)18:00までを有効とします. 
 
※「Web投票について」 のFAQ⇒こちらから
※「役員担当業務等詳細・2017年度留任役員および退任役員名簿」⇒こちらから (PDF:193KB)
 

役員改選候補者名簿

役職名

改選定数

氏名 所属
会長候補

1

徳田 英幸 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授/環境情報学部教授
西尾章治郎 大阪大学 総長
副会長候補 1 浅井光太郎 三菱電機(株)通信システム事業本部 技師長
理事A候補 8(内2名は女性) 大内 一成 (株)東芝研究開発センター 主任研究員
原  隆浩 大阪大学大学院情報科学研究科 教授
冨士  仁 NTTセキュアプラットフォーム研究所 主席研究員
楠   房子* 多摩美術大学美術学部 教授
荒木 拓也 NEC システムプラットフォーム研究所 主任研究員
河内谷清久仁 日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所 シニア・テクニカル・スタッフ・メンバー
坊農 真弓* 国立情報学研究所・総合研究大学院大学 准教授
山之上 卓 福山大学工学部 教授
天野 英晴 慶應義塾大学理工学部 教授/開放環境科学専攻長
吉野  孝 和歌山大学システム工学部 教授
美馬のゆり* 公立はこだて未来大学 教授
木村 朝子* 立命館大学情報理工学部 教授
中島 達夫 早稲田大学基幹理工学部  教授
谷口 秀夫 岡山大学 理事・副学長
上田 和紀 早稲田大学理工学術院 教授
谷口倫一郎 九州大学大学院システム情報科学研究院 教授/情報基盤研究開発センター長
理事B候補 1 屋代 智之 千葉工業大学情報科学部 教授
理事C候補 1 伊藤  智 産業技術総合研究所情報・人間工学領域研究戦略 部長
理事D候補 1 関口 智嗣 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 領域長
理事E候補 1 重野 寛 慶應義塾大学理工学部 教授
監事候補 1 砂原 秀樹 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授
平田 圭二 公立はこだて未来大学 複雑系知能学科 教授

 ※[候補者名(ローマ字,*は女性),出身校学部卒年,勤務先および役職名(2017年1月現在),略歴・抱負等 ]


■会長候補

徳田 英幸(TOKUDA, Hideyuki)(慶大1975卒) 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授/環境情報学部教授

[略歴] 1983年カナダ・ウォータールー大学計算機科学科博士 (Ph.D. in Computer Science). カーネギーメロン大学計算機科学科研究准教授 (1983-93), 慶應義塾大学常任理事 (1997-2001) などを経て現職.  本会では, 副会長 (2014年度-2015年度) , 理事 (2000年度-2001年度, 2007年度-2008年度) , 技術応用委員会委員長 (2004年-2009年) , ユビキタスコンピューティングシステム研究会主査 (2003年-2005年) , システムソフトウェアとオペレーティングシステム研究会主査 (1994年-1998年) などを歴任. 本会フェロー (2007年度) , 功績賞 (2010年度) .

[抱負] 世界の各地で新しいリーダたちが選出される中, 情報処理学会を取り巻く社会環境も, 大きく変わってきています. 保護主義に陥ることなく, より積極的に我が国の未来社会を先導できる情報処理学会の姿を作るための改革を進めていく必要があると思います. 学会は, これまでの情報処理技術を継承するだけでなく, 積極的に新しい情報処理技術を創出し, 他分野の人々と協働し, 社会的課題の解決へ貢献することが求められています. また, 学術界と産業界がさらに密接な関係を構築するとともに, 国際的な学会間の連携を強化していくことは, 国際的な競争力を強化する上で不可欠です. 学生会員や若手会員の活躍の場の質的向上や魅力ある学会コンテンツの積極的なデジタル化など, これまで以上に強化していくことが重要です. グローバルで, インクルーシブな視点から本会が未来社会の要請に応えられるよう, 微力ながら本会の発展に貢献していきたいと考えています.

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■会長候補

西尾 章治郎(NISHIO, Shojiro)(京大 1975卒) 大阪大学 総長 

[略歴] 1980年京都大学大学院博士後期課程修了 (工博) .京都大学助手等を経て,1992年大阪大学教授, 2015年8月から現職.専門はデータベースシステム.日本学術会議第22期情報学委員長.本会フェロー,功績賞受賞, 理事 (1998年度-1999年度) , 副会長 (2012年度-2013年度) . 紫綬褒章受章, 文化功労者.

[抱負] 本年度に開始された我が国の第5期科学技術基本計画では,情報処理技術を駆使した「超スマート社会(Society 5.0)」の実現を目指しています.まさに,本会の活動が社会全体にとって極めて重要になり,その真価を発揮する絶好機が到来しています.本会はこの好機を活かし,社会変革 (イノベーション) を正しい方向にリードして実現する責務があると考えます.そこで本会では,産・官・学・民が一体となり課題の議論やアイデアの発表を行う「共創」の場を活性化し,情報処理に関する多様な分野に携わる本会員の「協奏」を強化します.その強化策を通じて,「共創に向けた新しい協奏のかたち」を本会のビジョンとして国内外に発信し,「未来をデザインする場」としてのグローバルな活動基盤を確立していきます.そのためにも,「未来」を担う小・中・高校生を含めた若い世代が本会の斬新で魅力ある企画や活動成果に触れて「ときめき」を感じることができるように,会員の皆様と一丸となって未来志向の「活気溢れるコミュニティ」の構築に邁進していきます.

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■副会長候補

浅井光太郎(ASAI, Kohtaro)(東大1981卒) 三菱電機(株)通信システム事業本部 技師長

[略歴] 1981年三菱電機(株)入社. 映像符号化伝送技術, システム技術の研究開発を経て映像通信システムの開発に従事. 2016年より現職. マルチメディア符号化に係る国際標準化に従事, 2006年よりISO/IEC JTC 1/SC 29国際議長. 本会情報規格調査会2号委員.

[抱負] 今日ほど多くの人が情報処理技術を意識する時はなかったでしょう. AIに加えてシンギュラリティという言葉も知られるようになり, 期待と不安を持たれています.同技術はまたシェアによる資源の有効活用で多くのビジネスを生み出しています.本会会員の多数を占める研究者の方々には, 国際学会が先端を競う場および評価の指標となり, 活発な国際協力や大規模データ, 圧倒的な計算資源を持つ海外勢は強力に映るかもしれません. 国際化は必然として, 本会はまず日本語で議論できる利点を最大化できます. 国内また世界に対するハブとして, 会話の密度を高められます. 研究者にはそうした機会とヒントを, 実務家には技術的裏づけと次のビジネスの芽を, 社会には情報処理技術と楽しさの理解を, それぞれ提供できる学会であってほしいと思います. 研究と産業の架け橋になる標準化も重要でしょう. 社会との関係では, 会員自身が社会の一員として課題意識を共有することも必要です.本会会員が情報処理技術を楽しみ, 本会が社会に貢献して非会員も楽しめるよう,お手伝いしたいと考えております.

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■理事A候補

大内 一成(OUCHI, Kazushige)(早大1996卒) (株)東芝 研究開発センター 主任研究員

[略歴] 1998年早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻修了.  同年(株)東芝入社. ウェアラブル/ユビキタスコンピューティングにおける状況認識技術, ヒューマンインタフェースの研究開発に従事. 本会ユビキタスコンピューティングシステム研究会主査, シニア会員, 代表会員. 長尾真記念特別賞, 山下記念研究賞など受賞.

[抱負] 1991年にユビキタスコンピューティングの概念が提唱されてから四半世紀が経ちました. 情報処理技術の発展に伴い, 日常生活の至る所でコンピュータに接する機会が増え, いよいよその本質である「コンピュータの存在を意識することなく, その恩恵を享受できる」世の中の実現が求められてきています. 人間が生活する社会そのものに関わる領域であるため, 都市工学, 社会学など幅広い分野との連携, さらにはビジネスモデルや法整備に関する議論など, 今後はこれまで以上に学際的な取り組みが重要になります. また, 研究成果を実際のサービスとして社会実装し, 日常生活で使い続ける中で新たな課題を見いだして研究する実践型の研究開発など, より産業界と連携した取り組みが必要となると考えます. 学際的な議論の活性化, 産学連携推進に向けて企業からの会員を増やすための施策など, 本会の活性化と, 情報処理技術を柱に新たな世の中を創造するための社会的意義の高い活動の推進に, 企業人の立場から積極的に取り組んで参る所存です.

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■理事A候補

原 隆浩(HARA, Takahiro)(阪大1995卒) 大阪大学大学院情報科学研究科 教授

[略歴] 2017年より大阪大学大学院情報科学研究科教授. 工学博士. データベース, モバイル・ユビキタス・ソーシャルコンピューティングの研究に従事. 2008年, 2009年, 本会論文賞受賞. 2015年, 日本学術振興会賞受賞. ACMのDistinguished Scientist. 本会, 電子情報通信学会, IEEEのシニア会員. 日本データベース学会理事.

[抱負] 本会の理事に就任しましたら, 本会の学術的・社会的な存在意義を改めて明確化し, 研究, 教育, 国際連携などの観点から本会の機能をさらに強化するために尽力する所存です. 私はこれまでにデータベース, モバイル・ユビキタス・センサネットワーク, SNS, 地理情報システムなど, 幅広い分野で研究活動や学会活動, 海外, 企業との共同研究を行ってきました. そのため, 本会における分野を横断した連携や, 産官学・海外との連携において, これまでの経験を活かせるものと考えています. 特に, 学生には研究者・技術者の入口として, 若手研究者には国際的に活躍する研究者になるための基点として, 企業・政府の会員には産官学の連携の場として, 学会の役割を強化・高度化したいと思います. 例えば, 学生に対しては技術教育と研究の経験を積む場としてのイベントやサービスの充実, 若手研究者には国際的なトップ研究者を育むための国際連携の機会の提供, さらに産官学の連携のためのイベント企画や人材交流などについて貢献できればと考えております.

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■理事A候補

 冨士 仁(FUJI, Hitoshi)(東理大1991卒) NTTセキュアプラットフォーム研究所 主席研究員

[略歴] 東京理科大学工学研究科修士課程修了 (1993年) , 同年NTT入社.ソフトウェア工学,ネットワークセキュリティ, セキュリティマネジメント, 情報セキュリティの研究に従事.内閣官房情報セキュリティセンター出向 (2005年-2007年) , 博士 (情報学) .

[抱負] 情報処理技術の進歩により, 個人が生活の中でICTに身近に接する機会が増えると共に, 社会インフラの維持にもICTが不可欠になる等, 社会の中で情報処理技術が着実に重要な役割を果たすようになってきています. これに伴い, ICT以外の様々な分野・業界の方も, 情報処理技術の開発や運用に深く関わるようになってきました.このような社会の変化を受け, 学会では, アカデミックな立場で情報処理技術者の研究開発を支える従前の役割を更に強化すると共に, 他の分野・業界へ向けた情報発信や連携の役割も新たに担っていく必要があると考えます. また, セキュリティやプライバシーの強化等,社会を支える情報処理技術の実現に重要な視点も取り入れていくべきと考えています. これらのチャレンジを含め,社会と情報処理技術の発展に向け, 微力ながら尽力させて頂きたく思っております.

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■理事A候補

 楠  房子(KUSUNOKI, Fusako)*(横浜国大1982卒) 多摩美術大学美術学部 教授

[略歴] 1994年筑波大学大学院ビジネス科学研究科修了, 1997年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了, 博士 (工学) . 多摩美術大学美術学部講師, 准教授を経て現職. エンタテインメントコンピューティング研究会運営委員 (2007年-2010年) , デジタルコンテンツクリエーション研究会運営委員 (2013年-2015年) , デジタルコンテンツクリエーション研究会幹事 (2016年-) , デジタルコンテンツクリエーショントランザクション編集委員 (2013年-).

[抱負] 飛躍的に発達する情報技術の成果が社会のすみずみにまで浸透した今日, 従来の概念を超えたITを駆使した新たな「アート」や「デザイン」の世界が多彩に花開きつつあります. そういった状況の中で, エンターティメントコンピューティング研究会とデジタルコンテンツクリエーション研究会の運営に関わり, デジタルメディアコンテンツの新しい見方や重要性をひしひしと感じています. またトランザクションの編集委員を通じて, コンテンツを軸にした論文投稿をもっと増やすためには, 情報分野のみならず「デザイン」や「メディア」領域からの学会の参加や会員拡大につながるような仕組み作りが必要だと感じ, 共同で行える事業を広げたいと思います. デザインと情報という2つの重要な領域に携わる研究者として, 情報処理分野の活性化と発展に寄与すべく, 微力ながら貢献していきたいと考えております.

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■理事A候補

荒木 拓也(ARAKI, Takuya)(東大1994卒) NEC システムプラットフォーム研究所 主任研究員

[略歴] 1999年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了. 博士 (工学) . 同年NEC入社. 米Argonne National Laboratory客員研究員 (2003年-2004年) . プログラミング言語, 並列分散処理, 大規模データ分析, データベース等の研究に従事. 本会論文誌編集委員会基盤グループ委員 (2005年度-2008年度) , 同副査 (2007年度) , 同主査 (2008年度) , 同ITワーキンググループ委員 (2007年度-2011年度) .

[抱負]
 インターネットの普及からスマートフォンの浸透, 人工知能技術の発展まで, 近年の社会に対する変革は情報処理技術が支えてきたと言っても過言ではありません. このような中, 本会はこれまで以上に情報処理技術の発展を主導し, 社会に貢献することが期待されています. 日本には優れた情報処理技術とその活用を必要としている産業が数多くあります. これらを結集させられれば, 実社会の課題を解決し, 新たな価値の創造や技術の発展が可能となると考えています. そのためには本会が持つ「コミュニティ」としての機能を強化し, アカデミアと産業をより広く連携させ, イノベーションの触媒となることが必要です. 私はこれまで企業研究者として, コンパイラのような専門家向けの製品から映像検索技術を活用した防犯システムまでさまざまな活動に取り組んできました. その中で得たアカデミアと産業の橋渡しの経験, およびこれまでの本会での活動経験を生かし, 本会の発展に貢献する所存です.

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■理事A候補

河内谷清久仁(KAWACHIYA, Kiyokuni)(東大1985卒) 日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所 シニア・テクニカル・スタッフ・メンバー

[略歴] 1985年東京大学理学部情報科学科卒. 1987年同大学院修士課程修了. 同年日本IBM入社. 以来, 同社東京基礎研究所にてOSやプログラミング言語処理系などの研究に従事. 2005年本会論文賞受賞. 博士 (政策・メディア) . 本会シニア会員, プログラミング研究会幹事, 日本ソフトウェア科学会元理事, ACM Distinguished Engineer.

[抱負] コンピュータとネットワークが社会基盤となった今日, アプリケーション, プログラミング, システムソフトウェア, ユーザインタフェース, 人工知能, 高性能計算などを組み合わせたトータルな情報処理技術を考えるために, 本会の果たすべき役割はますます大きくなっています. 変化の早いこの分野では特に, 技術開発に加えて人材の発掘や育成が重要な課題ではないかと感じます. 私自身も, オペレーティングシステムやプログラミング言語処理系の研究開発にあたり, 本会の研究会やシンポジウムを通じて成長することができたと感じています. それに応えるため, これまでも研究会運営などでのお手伝いをさせていただいてきましたが, 本会自体のさらなる発展のために貢献できればと思い, 今回立候補いたしました. また, 企業研究者としての立場・視点からの貢献も行っていきたいと考えています. どうぞよろしくお願い申し上げます.

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■理事A候補

坊農 真弓(BONO, Mayumi)*(同志社女子大2000卒) 国立情報学研究所・総合研究大学院大学 准教授

[略歴] 2005年神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程修了. 博士 (学術) . 現在, 国立情報学研究所・総合研究大学院大学准教授. 多人数インタラクション研究および手話相互行為研究に従事. 社会言語科学会, 日本認知科学会, 日本手話学会, 人工知能学会, 情報処理学会各会員. 平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞.

[抱負] これまでの情報処理技術は, 社会的なマジョリティに属する人々によって創り出され, それらの人々がより豊かにより便利に暮らすことに役立てられています. しかし, それだけでいいでしょうか. 社会的なマジョリティに属する人々は, 自分たちの便利さを求めるあまり, 社会的なマイノリティに属する人々への支援や配慮を後回しにしてしまう傾向があります. 陸続きの隣国を持たない島国で暮らす日本人は, 自分たちが一言語一民族であることを信じ, 多様性に目を向ける姿勢を鍛えられてきませんでした. これからの情報処理技術は, 社会的なマジョリティと社会的なマイノリティとの間に壁を感じさせないことを実現していくべきではないでしょうか. 私はこれまで, 多人数インタラクションと手話相互行為を対象としたコミュニケーションの研究を進めて来ました. 私のこれまでの経験が, 情報処理学会のこれからの方向性を定めることに少しでも貢献できればと考えています.

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■理事A候補

山之上 卓(YAMANOUE, Takashi)(九工大 1982卒) 福山大学工学部 教授

[略歴] 1987年九州大学大学院総合理工学研究科博士後期課程単位取得退学. 博士 (工学) . 九州工業大学, 鹿児島大学を経て2016年より現職. 分散システムおよびその管理運営, 教育支援システムなどの研究に従事. 論文誌特集号ゲストエディタ (2006年) , 本会論文誌編集委員会委員(2005年-2008年) , 情報処理教育委員会初等中等委員会(2006年-) , インターネットと運用技術研究会主査(2009年-2012年) , コンピュータと教育研究会運営委員(2003年-2006年) .

[抱負] 情報インフラの運用や保守管理が適切に行われないと現代の情報化した社会は成立しなくなっています. 私は情報化社会を支えている情報インフラの運用や保守管理の仕事を社会的にも学問的にも, より広く, より深く認知していただく部分を中心に情報処理学会に貢献したいと思います. また, 私はACM SIGUCCS 東京支部の支部長を務めています. ACM SIGUCCS は高等教育機関のICT環境の管理運営や構築や広報や利用者対応の担当者が集まる研究会で, SIGUCCS東京支部は情報処理学会IOT研究会とも協調して活動しています. 2016年11月には SIGUCCSのHall of fame award をいただきました.  これらの経験を元に日本の活動を世界に伝える部分でもお役に立てるのではないかと思っています.

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■理事A候補

天野 英晴(AMANO, Hideharu)(慶大1981卒) 慶應義塾大学理工学部 教授/開放環境科学専攻長

[略歴] コンピュータアーキテクチャ, リコンフィギャラブルシステム, 相互結合網の研究に従事. 情報処理学会論文賞(1993年, 2011年, 2015年) , 坂井記念特別賞受賞. 計算機アーキテクチャ研究会主査, 全国大会プログラム委員長, FIT実行委員長などを歴任. 本会フェロー.

[抱負] IEEE,ACMに次ぐ情報分野における第三の国際研究ソサエティを目指します. 論文誌, 研究会報などのオープン化を進め, 高額な参加費, 購読料を払わなくても国際的な研究活動を行えるグローバルな学会を目指します. 一方で, 電子情報通信学会ISSとの連携を深め, ローカルな文化を尊重し, 日本語での発表の機会を守りたいと思います. AI, IoTなどの追い風を生かし, 研究会, 全国大会など研究の本筋を活性化することで, 学会員の増員を目指します. 大学の情報教育に繋げることができる楽しい情報処理教育の導入に努力します.

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■理事A候補

吉野  孝(YOSHINO, Takashi)(鹿児島大1992卒) 和歌山大学システム工学部 教授

[略歴] 1994年鹿児島大・工・修士修了. 1995年同大助手. 2001年和歌山大助手(任期付) , 准教授を経て, 2013年より現職. 2001年東北大より博士(情報科学) を取得. 2005年より2010年まで情報通信研究機構研究員を兼任. 2007年本会論文誌編集委員会IS主査. FIT船井ベストペーパー賞, DICOMO最優秀論文賞, 本会学会貢献賞等を受賞. コミュニケーション支援の研究を推進.

[抱負] 学会役員としての抱負は3つあります. 1つ目は, 「査読者の地位向上」です. 私は, 論文投稿を通じて, 匿名の研究者らから, 多くのコメントを頂きました. 丁寧な査読は, 学会の評価につながります. 良い査読者をもっと評価&確保する仕組みが必要だと考えています. 2つ目は, 「査読の高速化」です. これまでの論文投稿において, 1年以上なんの音沙汰も無く, そして, 学会に問い合わせたら, 「不採録」でしたということがありました. 例えば, 論文投稿から2週間以内あるいは1か月以内に採否がわかるなどの高速な査読は, 研究者に対して大きなサービスにつながり, 学会の特色になると考えています. 3つ目は, 「学会の地位向上」です. 情報処理学会が, もっと社会に認知されるようにしたいと考えています. 例えば, 情報に関する話題に専門家を紹介できるような窓口を設置するとか, 情報に関する相談の受付窓口を設置するとかなどです. 「情報に関する問題は情報処理学会に相談するのがいい」と言われるような, 社会に認知された学会にしたいと考えています.

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■理事A候補

美馬のゆり(MIMA, Noyuri)*(電通大1984卒) 公立はこだて未来大学 教授

[略歴] 計算機科学, 認知心理学, 教育学. 公立はこだて未来大学および日本科学未来館の設立計画に参加. 設立後, 大学では教授(2000年-) , 科学館では副館長(2003-2006) . NHK経営委員(2013-2016) . 中央教育審議会委員. 日本学術会議連携会員(情報学) . 平成26年度文部科学大臣表彰科学技術賞受賞.

[抱負] 学部時代に計算機科学を学び始めて以来, コンピュータを思考の道具として活用することや, 学びのプロセスを支援することについて, 研究, 開発, 実践を行ってきました. 21世紀に入り, デジタル時代に求められる能力の代表的なものに, 計算論的思考があります. これは, コンピュータの利用を前提とした問題解決の手法や, コンピュータの情報処理のメタファとして, コンピュータ誕生前にはなかった新しい思考の枠組みを提供します. こういった思考の枠組みは現代を生きるすべての人にとって役立つものだと考えます. 2020年度からプログラミング教育が小学校で必修になります. プログラミング教育とはいったい何なのか? なぜ小学生がプログラミングをやらなければならないのか? プログラミング教育によって子どもたちはどのように育っていくのか? こういった社会の動きに対し, 情報処理学会はこれまでの研究の知見や将来の見通しを含め, 積極的に発言, 関与していくことが必要だと考えます.

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■理事A候補

木村 朝子(KIMURA, Asako)*(阪大1996卒) 立命館大学情報理工学部 教授

[略歴] 1998年大阪大学院基礎工学研究科博士前期課程修了, 2000年博士後期課程中退. 同年, 同大学助手, その後, 立命館大学理工学部助教授, 立命館大学情報理工学部メディア情報学科准教授等を経て, 現在, 同教授. 博士(工学) . 実世界指向インタフェース, 複合現実感, ハプティックインタフェースの研究に従事.

[抱負] この十数年の間に若手研究者のための公募のほとんどが任期付きとなりました. 新しいポストを得るためには多くの業績が求められ, 国内学会での発表よりも国際学会での発表が評価される. そんな中, 国内学会の論文誌, 研究会, シンポジウム, 大会に求められる役割も変わってきているように感じます. 私自身は, これまでヒューマンコンピュータインタラクション研究会で活動し, シンポジウム「インタラクション」の運営・改革などに取り組んで参りました. 情報処理学会は, 読みやすい学会誌やジュニア会員制度の導入など, 他学会に先駆けた新たな取り組みに意欲的に挑戦している学会だと思います. 理事のみなさんの抱負の中には, 挑戦や発展という言葉が沢山登場します. 私も, 社会や会員のニーズを踏まえた運営, 新しいアイディアや仕組みの導入などに積極的に取り組めればと思っています. 微力ながら本会の活動のお手伝いをさせていただければと思います.

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■理事A候補

中島 達夫(NAKAJIMA, Tatsuo)(慶大1984卒) 早稲田大学基幹理工学部  教授

[略歴] 1984年慶應義塾大学理工学部電気工学科卒業. 1986年 同大大学院電気工学専攻修士課程修了.1990年同大大学院電気工学専攻博士課程修了. 米国カーネギーメロン大, 北陸先端大情報科学研究科等を経て現職に至る. 工学博士.

[抱負] 情報科学技術の進歩が人類の発展に大きく影響を与えるようになった現在, 先端的な情報科学技術に関する研究の必要性は益々高まっていると思います. そのため, 情報科学技術研究のグローバル社会における競争もまず増す激しくなっていると思います. 更に, 情報科学技術が日常で一般的に利用されるようになり, 情報科学技術分野が他の様々な学問分野とどう関わっていくかを考えることも重要になってきていると思います. そういった中で, 大学・研究機関の研究者はいわゆるトップ国際誌/国際会議での成果等世界的な指標で評価されるようになり, より国際的に物事を考えられる研究者でないと研究を続けることも難しくなっています. そのような中で, 学会として,日本の研究・日本の研究者の世界的プレゼンスを高めるという視点からの貢献ができたらと願っております.

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■理事A候補

谷口 秀夫(TANIGUCHI, Hideo)(九州大学1978卒) 岡山大学 理事・副学長

[略歴] 1978年九州大学工学部電子工学科卒業, 1980年同大学院工学研究科修士課程修了. 同年日本電信電話公社 (現NTT) 電気通信研究所入所,NTTデー タ通信 (株) , 九州大学を経て2003年岡山大学教授, 工学部長 (2010年4月-2014年3月) , 2014年より現職. 1991年 九州大学より博士 (工学) 取得. 本会フェロー, 中国支部長. オペレーティングシステムや分散処理の研究開発に従事.

[抱負] 情報処理の技術を利用した機器やシステムが世の中に溢れ, 情報社会の進展には目覚ましいものがあります. このように, 情報処理の技術は社会の発展に大きく寄与しています. しかし, 例えば個人情報保護のように, 新たな課題も生まれています. 本会は, 基盤的技術から応用・利用技術までを有する幅広い専門家集団です. 私は, 企業在籍中には情報システムの研究開発とともに実用化に携わり, 大学では教育研究だけではなく大学運営も経験しています. これらの経験を活かし, 学会会員の方々はもとより, 今後の 情報処理技術の進展と社会貢献のために力を尽くしたいと思います.

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■理事A候補

上田 和紀(UEDA, Kazunori)(東大1978卒) 早稲田大学理工学術院 教授

[略歴] 1986年東大大学院情報工学博士課程修了, 工学博士. 1983年NEC入社, 1985年より1992年まで(財)新世代コンピュータ技術開発機構出向. 1993年より早稲田大学. プログラミング言語, 高性能検証などの研究およびシステム開発に従事. 日本IBM科学賞, 日本ソフトウェア科学会基礎研究賞など受賞.

[抱負] 学会や会議や学会誌の運営にかかわるようになってから四半世紀以上がたちました. 中でも情報処理学会においては, 多くの良き協力者を得ながら, 研究会の再編や, 本会初めての研究会論文誌の立ち上げと運営などに携わってきました. 他学会や国際論文誌においても, 編集長や分野エディタなどに携わる機会を得て貴重な経験を積んできました. 一方, この四半世紀の間に, 日本の研究コミュニテイの姿は大きく変化してきました. 同じ分野の研究者が国内で集い, 昼は会議場で, 夜は酒を酌み交わしながら議論する機会が減ってきました. これには研究者の業績評価のあり方の変化も少なからず関係しています. 優秀な若手を高待遇で迎えるようになった産業界を歓迎する一方で, 博士を目指すモティベーションへの影響も気になります. 日本の情報分野の将来をリードする若手をどう育むか, という観点から今後の学会のありかたを考えていきたいと思います.

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■理事A候補

 谷口倫一郎(TANIGUCHI, Rin-ichiro)(九大1978卒) 九州大学大学院システム情報科学研究院 教授/情報基盤研究開発センター長

[略歴] 1989年九州大学大学院総合理工学研究科助教授, 1996年同大学院システム情報科学研究科 (現研究院) 教授. 2011年より2014年まで同研究院長, 2014年より情報基盤研究開発センター長. 本会理事 (2010年度-2011年度) . 2012年度フェロー. 論文賞, 坂井記念特別賞受賞. コンピュータビジョン, サイバーフィジカルシステム等に関する研究に従事. 

[抱負] 学会は専門家の集団として, 社会に対して様々な貢献をしていくことが求められており, 情報技術に関わる技術に関しては, 本会が専門家として信頼性の高い知見を社会に提供する責務があります. 近年の情報分野の発展は極めて早く, 専門家としての信頼性を維持していくため, 学会の場を利用して, 会員相互が切磋琢磨し, 自らの技量を磨いていくことが重要であり, そのために大会, 研究会, 論文誌等の活動が極めて重要です. 特に, 若い技術者がこの分野の重要性やおもしろさを実感でき, 技術者としての成長の糧となるような場を提供する必要があります. また, 情報技術は社会の身近にある技術であり, 幅広い社会貢献という点でも本会は積極的な活動が求められています. 微力ながら本会理事として情報分野の発展とそれを通した社会の発展に寄与できればと思います. 

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■理事B候補

屋代 智之(YASHIRO, Tomoyuki)(慶大1990卒) 千葉工業大学情報科学部 教授
※調査研究運営委員会からの推薦

[略歴] 1998年慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程単位取得満期退学. 博士 (工学) . ITSにおける通信, 位置情報サービスなどに関する研究に従事. 本会論文誌編集委員会NWグループ主査, DICOMO2011プログラム委員長, 高度交通システム研究会主査, 情報環境領域財務委員などを歴任.

[抱負] 情報処理学会は現在, ある意味において社会から学会としての存在意義が問われていると感じています. しかし, 日本が技術立国でありつづけるためにも, 国内の学会活動がより盛んになる必要性があるはずです. 一方で, 私が主に研究しているITS (高度交通システム) の分野は, 最近話題の自動運転技術もそうですが, 幅広い技術を活用し, 実社会で応用を実現することが不可欠であり, 多くの研究トピックにおいて産学官の連携が求められています. これらの連携を深める場として, 学会の役割はますます重みを増していく必要があると考えています. これまで, 学の研究者として, 産学官の連携の必要性, 学の研究者とビジネスの現場との温度差, ものの見方の違いを感じてきました. これに, いままでの学会活動や委員会活動などを通じて得られた経験を生かして, 社会における情報処理学会の役割を深めることが, ひいては海外における日本のプレゼンスを高めることにも繋がっていくはずです. これからの情報処理学会の活動がより活発になるよう, 微力ながら尽力したいと考えています.

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■理事C候補

伊藤  智(ITOH, Satoshi)(千葉大1982卒) 産業技術総合研究所情報・人間工学領域研究戦略部長
※情報規格調査会からの推薦

[略歴]  筑波大学大学院博士課程1987年修了. 筑波大学にて博士号を取得. (株)日立製作所にてコンピュータの利用技術に関する研究に従事. 2002年6月から産総研にてグリッド, グリーンIT,クラウド等の産業分野への応用研究に従事. 本会情報規格調査会にて2010年7月から副委員長, 2013年7月から委員長に就任し,ISO/IEC JTC 1の国内及び国際対応を推進. 本会標準化担当理事 (2013年度-2016年度) .

[抱負] 情報技術 (IT) は今では重要な社会インフラとなっていますが, 現在でもその領域は拡大し続けています. センサ, 携帯,自動車, 家電, あらゆるものがネットワークにつながり (インターネット・オブ・シングス) , 多種・大量の情報が発信・収集・解析され (ビッグデータ) 様々な利活用に結び付けられてきています.また, 様々な産業領域で効率向上や環境負荷低減などへの情報技術の活用が進んでいます. このような状況で, 社会インフラとしての情報技術のあり方, 様々な応用システム・実社会とのインタフェースなど, 標準化の果たす役割は益々重要になってきていると認識しています. 本会情報規格調査会の委員長として, 産業界が発展するよう, 国際標準化活動をリードし, 情報処理学会の発展に微力ながら貢献したいと思います.

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■理事D候補

関口 智嗣(SEKIGUCHI, Satoshi)(東大1982卒) 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 領域長
※理事会からの推薦

[略歴] 1982年東京大学理学部情報科学科卒業. 1984年筑波大学大学院理工学研究科修士課程, 2011年東京大学大学院博士課程修了, 博士 (情報理工学) . 電子技術総合研究所入所以来, 現職に至るまで一貫して並列計算や分散計算などの情報システム高性能化に関する研究やマネージメントに従事. Research Data Alliance 評議員, グリッド技術やクラウドにおける国際活動への貢献が大きい. 本会理事 (2010年度-2011年度, 2015年度-2016年度) , フェロー. 日本学術会議連携委員. カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員, 情報セキュリティ大学院大学連携教授. 技術士 (情報工学部門) .

[抱負] 情報処理学会はICTに携わる高度な専門家集団です. しかしながら, 産学官連携が謳われているもののメディエータの役割を担う学会が十分に機能していないのではないかと懸念しています. これは, 情報関連技術に従事する人口は増加しているものの, 学会員数の伸び悩み等に現れています. 専門家過ぎるためか会員以外の方々からはその活動実態が見えていないのも現状です. せっかくの知識, 技術, 技能, ネットワークなどの潜在的な力を有していながらそれを有効に使えていません. 学会では2012年度に政策提言委員会を発足させ, 特に政府機関の政策立案に対して専門家集団の立場から中立かつ公益を優先したやコメント等を出すようにしてきました. 私も微力ながらそのお手伝いをしてきました. 少しずつ, 頼りになる学会として地位を築いてきたものと思います. これまで25年近くにわたり学会活動の活性化に努めて参りました. 本会において長期展望に立ちながらアウトリーチ活動のより一層の活性化を目指し, 会員からの意見をより丁寧に集約することなどを通じて, 本会の会員の活動の一層の発展につながるように尽力してまいります.

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■理事E候補

重野 寛(SHIGENO, Hiroshi)(慶大1990卒) 慶應義塾大学理工学部 教授
※理事会からの推薦

[略歴] 1997年慶應義塾大学大学院後期博士課程修了. 博士 (工学) . 2012年4月より慶應義塾大学理工学部教授. ネットワークプロトコル, ITS等の研究に従事. 本会論文誌編集委員 (2001年-2004年) , マルチメディア通信と分散処理研究会幹事 (2003年-2007年) , 高度交通システム研究会幹事 (2010年-2014年) 等を歴任. 現在, マルチメディア通信と分散処理研究会主査 (2014年- ) . 第78回全国大会実行委員長.

[抱負] 情報処理技術は急速に進歩しながら, ますます社会へ浸透し, 我々の生活に大きな変革をもたらしています. 本分野のフロンティアは拡大しており, 学際的な領域にも進出しています. 高度な情報処理やネットワークを前提とした新しい社会システムの模索は今後も続いていくでしょう. このような状況の中, この分野を牽引する本会の果たすべき役割も大きくなっています. 本会には, 会員減少, アカデミアと産業界の両面からの活性化, 人材育成, 国際化への対応, 社会へのプレゼンスと貢献など, 将来に向けた課題も少なくありません. このような課題に取り組みながらも, 本分野に関わる人々が世代や立場を超えて, 今後10年, 20年を支える情報処理技術と, それらによって実現される社会について自由に議論し, その成果を発信していくことが重要です. 立場の異なる人々を巻き込みながら, これまでにも増して有益な議論と情報発信の場を提供することは, 本会の大きな課題と言えます. 本会と情報処理分野のさらなる発展に, 微力ながら貢献できればと考えます.

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■監事候補

砂原 秀樹(SUNAHARA, Hideki)(慶大 1983卒) 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授

[略歴] 1988年慶応義塾大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学. 工学博士. 電気通信大学情報工学科助手, 奈良先端科学技術大学院大学情報科学センター助教授, 教授を経て, 2008年4月より現職. 2003年より2005年まで高品質インターネット研究会主査. 理事 (2009年度-2010年度, 2012年度-2013年度) を歴任. 本会フェロー (2012年度) . 1984年より日本のインターネットの構築とその研究に従事. また, パーソナル情報を安心して利活用できる基盤「情報銀行」に関するプロジェクトを遂行中.

[抱負] インターネットは, コンピュータだけでなくさまざまなモノを取り込み, 今や社会の基盤となりつつあります. こうした状況の中で本会が果たすべき役割も大きく変化しようとしています. 単に, 提供する情報の質を向上させるだけでなく, 会員相互の情報共有を促進することで情報処理技術の社会への貢献度を向上させることが重要になってきていると考えています. また, ジュニア会員制度など次世代の育成についても考慮していかなければなりません. 一方で, スマホのアプリのみが注目され, AIやビッグデータといった言葉だけが一人歩きする現状において, 体系的で整理された情報を適切に提供していくことが重要になってきていると考えています. こうした反省に基づき情報処理技術をより高い社会基盤とするために, 本会がなすべき役割は重いものであると考えます. これらの目標を見据え, これまでの本会の果たしてきたことを尊重しつつ, 新しい時代に対応した本会の展開に貢献することができれば幸いだと考えます.

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■監事候補

平田 圭二(HIRATA, Keiji)(東大 1982卒) 公立はこだて未来大学複雑系知能学科 教授

[略歴] 1987年東京大学大学院情報工学専門課程博士課程修了. 工学博士. 同年NTT入社, 2011年度より現職. 音楽情報科学研究会初代主査. 本会理事 (2005年度-2006年度論文誌担当, 2011年度-2012年度教育担当) , フロンティア領域委員長, デジタルプラクティス編集委員長を歴任. 本会論文賞, 山下記念研究賞受賞. 本会フェロー.

[抱負] 情報処理技術は日進月歩です. 毎日のように新しいニュースが飛び込んできます. 未来への期待と不安が渦巻く変化の時こそ, 積み重ねと長期的かつ社会的な視野を忘れてはいけないと考えます. これまで本会は, 多くの情報処理技術者にそのような場と意識を率先して提供してきました. 今後も日本におけるフラッグシップ学会として, さらに世代間, 分野間, 国際間の連携と協調を強化していかねばなりません. 私はこれまで産業界と学界双方の立場から本会に関わって参りました. デジタルプラクティス編集委員長, 論文誌担当理事, 教育担当理事, フロンティア領域委員長などを拝命し, 微力ながら会員諸氏の情報処理専門家としての価値を高めるお役に立てたのではないかと考えております. これまでの本会での活動, 企業と大学での勤務, 自身の研究活動を通じて得た経験や知識をベースに, 会員諸氏からのご協力を仰ぎながら, 産業界と学界双方の皆様から信頼され, 世界をリードし, ワクワクするような学会活動を支えていきたいと考えています.

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