「俊敏さを実現する新しい情報システム開発-エンタープライズアジャイルを中心に-」特集への論文投稿のご案内

情報処理学会デジタルプラクティス編集委員会

本特集では、エンタープライズアジャイルを中心とした新しい情報システム開発に関連した、著者自身のプラクティスにもとづく論文を募集します。

ビジネス環境等さまざまな環境変化が激しい現代、それを支える情報システム構築に長期間をかけることが難しい時代です。ビジネスにおけるIT利活用度が低いといわれる日本において、ITをベースとしたビジネスサービスを早期にかつ持続的に提供できることは我が国の企業の競争力向上に資するものとなります。すべての要件が明確ではないことやサービス運用中に新たな要件が発生することを前提に開発に着手し、要件の明確化や変更に対応しながら素早く開発を進めサービスを提供できることは、ひとつの解決方法となります。

要件の変化や新たな要件の発生にも柔軟に対応できる開発手法として「アジャイル開発」があります。この手法は自社開発が中心の米国で発展したこともあり、ユーザ・ベンダ型開発に基づく日本型産業構造下では適用が難しいとの見方がありましたが、既存開発プロセスに適合させ、俊敏さと計画性の両面を持たせたハイブリッドな開発手法である「エンタープライズアジャイル」の登場により、業務システムのような比較的大きなシステムにおいても時代の要請に応えるシステム構築が可能になりつつあります。さらにDevOpsのような開発と運用が一体となってスピーディな開発を行う概念も登場しております。

今回エンタープライズアジャイルを中心に、アジャイル開発をはじめとする俊敏な開発手法を従来のライフサイクルプロセスに効果的に融合させて持続的な情報システムを提供する、具体的な実開発例をベースとしたプラクティス論文を募集します。俊敏性確保のための具体的な手法とその評価、成功/失敗要因の分析を期待します。

  • エンタープライズアジャイルによる開発
  • 他の俊敏な開発手法を既存のライフサイクルプロセスに融合した開発
  • 定量的評価と品質や信頼性の確保、ツールとその適用効果、開発人材の育成

関係するトピックスとしては、エンタープライズアジャイル、アジャイル開発、DevOps、クラウド活用、BRMS活用、継続的デリバリー、アプリケーションライフサイクル管理、テスト自動化、マイクロサービス、 その他(IT人材育成、品質管理、信頼性向上)があります。

これらのトピックスに関するプラクティス論文の、多くの皆様からのご投稿をお待ちしています。


投稿要領

(1) 論文の執筆要領
論文執筆にあたっては、 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿執筆案内をご一読のうえ、 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿テンプレートによりご投稿ください。原稿は電子メールでデジタルプラクティス担当(editdp"at"ipsj.or.jp)宛てにSubjectに特集名を記載して送信してください。
(注)上記メールアドレスの"at"は@に置き換えてください。
掲載料については こちらをご参照ください。

(2) 投稿締切:2015年11月5日(木)17:00

(3) 掲載特集号:2016年7月号(Vol.7 No.3)

(4) 特集エディタ:山下博之(情報処理推進機構),藤瀬哲朗(三菱総研)

(5) 特集号編集委員
編集委員長:吉野松樹(日立)
副編集委員長:茂木 強(科学技術振興機構)
編集委員:赤津雅晴(日立製作所),伊藤 智(産業技術総合研究所),位野木万里(工学院大学),浦本直彦(日本IBM),海老原吉晶(オムロン),上條浩一(日本IBM),斎藤 忍(NTT),齋藤正史(金沢工業大学),颯々野学(ヤフー),澤谷由里子(早稲田大学),住田一男(東芝),中野美由紀(芝浦工業大学),那須川哲哉(日本IBM),平山雅之(日本大学),福島俊一(NEC),冨士 仁(NTT),藤瀬哲朗(三菱総研),藤原陽子(日本IBM),峯松信明(東京大学)
アドバイザ:喜連川優(国立情報学研究所・東京大学)


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