「オープンサービスイノベーション」特集への論文投稿のご案内

情報処理学会デジタルプラクティス編集委員会

本特集ではオープンサービスイノベーションに関連した,著者ご自身のプラクティスに基づく論文を募集します.

内閣府の調査によると,日本のサービス産業の割合は1980年に5割だったものが2010年時点で約7割まで上昇しています.製造業を含めたさまざまな業界で,単なるモノの提供ではなく,モノも含めたサービス全体を顧客への提供価値として捉える考え方が重要視されています.ビジネスプロセスにおける力点も「モノづくり」(製造)からサービスへシフトしてきており,サービスに関連するさまざまなステークホルダや顧客との共創により,サービス全体をデザインすることの重要性が増しています.

このような中,イノベーション創出の手法として,自社内外のリソースを最適に組み合わせ,新しいサービスを生み出していくオープンサービスイノベーションが注目を集めています.

  • 事業を製品中心ではなく,サービス中心で捉え直す
  • ユーザをパートナーにサービスを共創する
  • 内部のイノベーションを加速するために意図的に外部との知識変換を促す
  • 外部に対して開放的な新しいビジネスモデルに転換する

これら4点が,オープンサービスイノベーションのキーファクタとして示されていますが,これらを実践して,実際に新たなサービスを生み出すことは容易なことではありません.そこで,オープンサービスイノベーションの実践やそこで活用できる具体的な手法やプロセス,ツール,事例をプラクティスとして共有することで,革新的なサービスを生み出す一助にしたいと考えます.

本特集号では,アイデアソン/ハッカソン,コミュニティ/ソーシャルメディア,ワークショップ,デザインシンキング,リーンスタートアップ等の顧客や多様なステークホルダとの共創のための仕組みや手法を実践して新しいサービスを立ち上げた具体的な事例とそこで得られた知見(プラクティス)を論文として募集したいと考えます.考えられる切り口としては,

  • サービス創出に関するプラクティス
    • 社内の多様な部門や外部の知を取り入れることによって新たなサービスが生まれた事例
    • ユーザとともにサービスをデザインした事例
  • オープンサービスイノベーションのプロセスや手法に関するプラクティス
    • 多様な人材の共創により,創造的なアイデアを生み出すプロセスや事例
    • リーンスタートアップやデザインシンキングなどを活用したプロセスやサービス創出事例
    • コミュニティやソーシャルメディアなどを活用したサービスづくり

などがありますが,もちろんこれらに限ったものではありません.

多くの皆様からの投稿をお待ちしております.


投稿要領

(1) 論文の執筆要領
論文執筆にあたっては、 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿執筆案内をご一読のうえ、 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿テンプレートによりご投稿ください。原稿は電子メールでデジタルプラクティス担当(editdp"at"ipsj.or.jp)宛てにSubjectに特集名を記載して送信してください。
(注)上記メールアドレスの"at"は@に置き換えてください。
掲載料については こちらをご参照ください。

(2) 投稿締切:2015年8月5日(水)17:00

(3) 掲載特集号:2016年4月号(Vol.7 No.2)

(4) 特集エディタ:柴崎辰彦(富士通),澤谷由里子(早稲田大学),福島俊一(NEC)

(5) 特集号編集委員
編集委員長:吉野松樹(日立)
副編集委員長:茂木 強(科学技術振興機構)
編集委員:青山幹雄(南山大学),赤津雅晴(日立製作所),伊藤 智(産業技術総合研究所),位野木万里(工学院大学),浦本直彦(日本IBM),海老原吉晶(オムロン),黒橋禎夫(京都大学),齋藤正史(金沢工業大学),澤谷由里子(早稲田大学),住田一男(東芝),中野美由紀(芝浦工業大学),中村祐一(日本IBM),平木 敬(東京大学),平山雅之(日本大学),福島俊一(NEC),冨士 仁(NTT),藤瀬哲朗(三菱総研),藤原陽子(日本IBM),峯松信明(東京大学)
アドバイザ:喜連川優(国立情報学研究所・東京大学)


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