「教育と情報通信技術(ICT)」特集への論文投稿のご案内

情報処理学会デジタルプラクティス編集委員会

本特集では、教育と情報通信技術(ICT)に関する著者自身のプラクティスの論文を募集します。

大規模公開オンライン講座(Massive Open Online Course(s) – MOOCs)とよばれる、ICTを利用して多人数の受講者に教育を提供するサービスが注目を集めています。それ以前からも、教育におけるICTの利用は、情報教育教室やCALL教室と呼ばれるコンピュータを用いた教室の整備、CBT(Computer Based Training)、WBT(Web Based Training)と呼ばれるコンピュータを用いた教育ツールや教育システム、CMS(Course Management System)、LMS(Learning Management System)と呼ばれる授業を支援する情報システムの導入、さらに教育課程全般での学務情報システムのような教務データの蓄積システム、さらにはeポートフォリオのような個人の学習成果や履歴を蓄積するシステムまで、様々なシステムやツールが提案され、開発され、導入され、初等教育から社会人教育まで幅広い教育分野で実際に利用されています。このような教育における情報通信技術の適用事例に関するプラクティス論文を募集します。

情報通信技術は、印刷技術が情報の流通を促進し、多くの人々に学ぶ機会を与えたのと同等以上の効果があると考えられています。特にインターネットの普及に従い、時間や場所を気にすることなく教育コンテンツにアクセスできる状況が生まれています。ICTがあってはじめてMOOCsのような教育スタイルが可能となったと言えるでしょう。さらに、種々の教育系ICTシステムを利用して得られるログデータを教育ビッグデータと呼び、これらを解析し、教育改善につなげる動きも見られるようになってきました。一方、我が国においては、MOOCはもちろんLMSやCMS、あるいはe-ポートフォリオといったシステムの導入事例、運用実績の蓄積は少なく、先行する欧米との差が開きつつあります。本特集では、さまざまな教育現場でのICTの応用にフォーカスし、ICTを用いた種々の教育実践から教育支援・学習支援まで広く実践に基くノウハウの共有を図りたいと考えます。それによって、教育関連分野でのICT利活用をさらに広げていく一助になればと思います。

本特集号では、「教育と情報通信技術」に関する著者ご自身のプラクティスに基づいた提案や、実践において有用であると確認できた知見を求めます。本特集が対象とする内容には、例えば以下のようなものがあります(しかしこれだけには限りません)。

  • ICTと教育におけるプラクティスに基づく各種知見
  • 教育情報化を推進するシステムの導入に基づく知見
  • 各種教育情報化システムの導入に基づく知見
  • 各種教育情報化システムの利用者支援のための工夫とその評価
  • 各種教育情報化システムの運用のための工夫とその評価
  • 新しいICT教育の実践事例やその評価
  • 教育情報化システムと他システムとの運用連携のための工夫とその評価
  • 教育情報化システムの信頼性向上のための工夫とその評価
  • ICTの新たな教育分野への適用事例やその評価
  • 教育ビッグデータの収集・蓄積・分析に関連する工夫とその評価
  • 教育情報化に関連する各種OSSプロジェクトの動向やその導入に関する知見
  • ICTを用いた教育を利用するユーザコミュニティの立上げ、運用における工夫とその評価

多くの皆様からのご投稿をお待ちしています。


投稿要領

(1) 論文の執筆要領
論文執筆にあたっては、 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿執筆案内をご一読のうえ、 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿テンプレートによりご投稿ください。原稿は電子メールでデジタルプラクティス担当(editdp"at"ipsj.or.jp)宛てにSubjectに特集名を記載して送信してください。
(注)上記メールアドレスの"at"は@に置き換えてください。
掲載料については こちらをご参照ください。

(2) 投稿締切:2014年8月5日(火)17:00

(3) 掲載特集号:2015年4月号(Vol.6 No.2)

(4) 特集エディタ:竹村治雄(大阪大学)、西田知博(大阪学院大学)、中村祐一(日本IBM)

(5) 特集号編集委員
編集委員長:平田圭二(はこだて未来大学)
編集委員:青山幹雄(南山大学)、赤津雅晴(日立製作所)、伊藤 智(産業技術総合研究所)、上原哲太郎(立命館大学)、浦本直彦(日本IBM)、海老原吉晶(オムロン)、黒橋禎夫(京都大学)、住田一男(東芝)、谷口倫一郎(九州大学)、中野美由紀(芝浦工業大学)、中村祐一(日本IBM)、平木 敬(東京大学)、平山雅之(日本大学)、福島俊一(NEC)、冨士 仁(NTT)、藤瀬哲朗(三菱総研)、峯松信明(東京大学)、茂木 強(科学技術振興機構)、吉野松樹(日立)
アドバイザ:喜連川優(国立情報学研究所・東京大学)


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