「情報が観光を創る・磨く・鍛える(仮)」特集への論文投稿のご案内

 

情報処理学会デジタルプラクティス編集委員会

 観光を支える様々な産業やサービスに情報技術を効果的に活用した事例についての論文を募集します.
「観光」については諸処いろいろな定義がありますが,ここでは仮に「日常生活を離れて様々な体験を楽しむこと全て」と定義します.観光は我々の生活に深く根ざしたものです.時には観光客として知らない土地を訪れ,現地の人々のもてなしやサービスを受け,見物し,宿泊し,楽しんで家に帰ります.長距離の移動をしなくても,休日になれば町に出かけて買い物したり,いろんな楽しみに興じたりします.自分の住んでいる町にやってくる友人や親戚を迎え入れ,案内し,一緒に食事を食べてお酒を飲むこともあります.シーンやシチュエーションは様々ですが,ちょっと意識してみると我々の生活の中で観光に関する「こと」や「もの」は多数あることに気づきます.また,それら観光を支える産業も多岐にわたっており,数多くの人々が観光に関連した仕事に従事しています.観光都市を標榜している市町村も数多くあります.そのような点に目を向けると,観光そのものの歴史や文化的側面だけではなく,観光を支える様々な産業やサービスのあり方を研究することは人間生活のあらゆる側面を研究することに通じ,情報処理の分野にとっても重要な研究テーマであると認識していただけるでしょう.
そのような背景から2003年に観光を情報処理の側面からとらえた観光情報学会が設立され,以降様々な活動を展開してきました.これより観光を対象とする情報処理の研究成果も増えてきましたが,観光の研究では従来の研究方法論である仮説を立ててそれを検証するという作業が難しいと言われています.観光に関する新しい「こと」や「もの」を導入しても,導入した時としない時を統制した形で比較評価することができないためです(その導入が本格的であってもなくても).そこで観光の研究では,観光を支える様々な産業やサービスにおける情報処理技術の実践から得られた知見を論文の形にまとめることが重要な研究成果発表手段になると思われます.実践してみて初めて分かったこと,実践からしか得られない貴重な知見を社会のノウハウとして共有していくことを本特集の目的と致します.また,従来の研究方法論のような比較評価を採録の必要条件とは致しません.
以下に関連するキーワードを列挙しますが,これらに限定されるものではありません.皆様からの多くの投稿をお待ちしております.

関連キーワード

観光案内、人材育成、GIS, ユビキタス、モバイル、AR, ナビゲーション、デジタルサイネージ風評被害、外国人対応、観光ログ、マーケッティング、クレーム対応、観光案内板、推薦、観光コンテンツ、観光資源開発、情報発信
 


投稿要領

(1) 論文の執筆要領
論文執筆にあたっては, 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿執筆案内をご一読のうえ, 「情報処理学会デジタルプラクティス」原稿テンプレートによりご投稿ください.原稿は電子メールでデジタルプラクティス担当(editdp"at"ipsj.or.jp)宛てにSubjectに特集名を記載して送信してください.
(注)上記メールアドレスの"at"は@に置き換えてください.

(2) 投稿締切:2012年3月5日(月)17:00

(3) 掲載特集号:2012 年10月号(Vol.3 No.4)

(4) 特集エディタ:松原 仁(公立はこだて未来大学)


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