抄録
RN-003
社会システムにフィットしたコンテンツ制作・著作システム
○児玉晴男・柳沼良知・鈴木一史(放送大/総研大)
コンテンツが著作され,制作され,公開されていく過程に,法的および倫理的な問題への対応が関わっている.その対応は,著作者か制作者が対応することになる.その法的および倫理的な問題への対応とは,わが国の社会システムの中で,それらが連携させて行われることが効率的である.その観点からいえることは,コンテンツの著作と制作との過程をつなぐ情報システム環境に,法的および倫理的な問題となる対象への対応を考慮した制作・著作システムが用意されなければならない.本報告では,情報法制と放送倫理などの相互の関係から,権利管理を考慮した放送大学教材を素材としたコンテンツ制作・著作システムについて,プロトタイプを提案する.