抄録
O-001
スレート型PCを用いたスマートサイネージシステムにおける情報共有について
◎村瀬隆拓・鈴木亮詞・白松 俊・大囿忠親・新谷虎松(名工大)
本研究の目的はスレート型PCを用いたスマートサイネージシステムの実現に向けて効果的な分散型の情報共有機構の実装である.スレート型PCは近年の普及により,デジタルサイネージの表示端末としての応用が期待できる.デジタルサイネージシステムではサーバ・クライアント型のシステム構成が一般的であるが,スレート型PCを利用したサイネージシステムでは,その利便性を考慮すると新たな情報共有機構が必要となる.ここでは,Wi-FiとBluetoothを用いて端末間で情報共有を行うことでサーバ不要のスマートサイネージシステムを提案する.本稿では,スマートサイネージシステムにおける他ユーザとの情報共有について述べる.