抄録
N-022
タブレット型コンピュータを用いた授業支援システムの開発
郡司貴之(湘南工科大)
 2010年4月にiPadが発売され、タブレット型コンピュータが注目されている。タブレット型コンピュータはマウスやキーボードの代わりに、手やペンで直感的に操作できるため、コンピュータに慣れてない人でも容易に操作ができる。一方で、iPadはFlashが使えないなど、従来のコンピュータには存在しない制約があり、システムの構築には従来とは異なる方法を用いる必要がある。  今年3月の情報処理学会でiPad上でも操作できるHTML5を用いた授業支援システムを提案した。本研究では、前の発表を踏まえて、その後のシステムの改良と運用について紹介する。また今年3月に登場した新製品のiPad2の利用についても紹介する。