抄録
N-012
臨床工学技士国家試験の問題解析と学習支援システムの構築
中里友子・古山佳祐(帝京科大)・大久保英一(帝京科大/帝京短大)・小林和生(帝京科大)
 医療技術者である臨床工学技士の国家試験は業務内容の広さから、医療に関連した臨床分野の知識のみならず、技術者が学ぶべき工学分野の知識についても要求されている。特に工学系知識の習得は論理的理解が必要となる。  我々は、臨床工学技士国家試験学習支援システム構築を目指し、システムのフレームワーク作成に取り組んでいる。中でも、学習支援システムにおいて重要となるコンテンツ作成に必要な、過去の国家試験問題の解析を行った。その結果、出題分野の整理を行うことで、学ぶべき内容の抽出を行うことができた。  本研究では、重要項目の抽出を行い、多様な出題による繰り返し学習に対応できるコンテンツを作成したので報告する。