抄録
M-024
アクセス制御を可能にする位置情報通信プロトコルに関する研究
◎谷川広和・長坂康史(広島工大)
近年,ネットワーク接続とGPSを利用することができる携帯端末が普及しており、今後もこのような端末は増えていくと考えられる.現在は,これらの端末向けに、ネットワークを介したナビゲーションサービスなどが提供されている。しかし、これらのサービスでは、ユーザーの居る場所の情報は活用されず、すべてのユーザーに同じ情報を提供している。そのため、その場所で必要な情報がその他の情報によって埋もれてしまうなどの課題が残されている。そこで、本研究では、ユーザーの位置によって異なる情報を提供することを目的に、IPv6拡張オプションを利用した位置情報通信プロトコルの研究を行う。