抄録
M-022
行動履歴を用いた詳細道路情報収集システムの提案
○島田秀輝(同志社大)・山田真大(名大)・佐藤健哉(同志社大)
スマートフォンのセンサを利用した行動履歴を用いて,道路情報を収集する仕組みを提案する.スマートフォンにはGPSセンサ,ジャイロセンサ,加速度センサなどが備わっており,利用者がどこでどの方向に動いているか,どの場所で静止しているかを判断することが可能である.街中を歩く利用者の動きを収集することによって,静止地点から信号の場所を推定でき,また利用者が車にのっている状況を考えると信号の場所や一旦停止の場所を推定することが可能となり,複数の車両の走行情報を用いて道路のレーン数などを推定することが可能となる.本システムを用いることによって,ソーシャルマップサービスの情報の拡充を目指す.