抄録
M-017
まばたきによる筋電位変化を用いた機器操作方法の提案と実証
岡村将志・加藤正樹・五百蔵重典・田中 博(神奈川工科大)
四肢障害者の生活支援の他に,ハンズフリーの機器操作などで生体信号を用いた入力インタフェースの研究が多く行われている. 我々は,市販の比較的低価格で提供されている脳波センサを用いてまばたきによる筋電位変化を取得し,明らかにしてきた信号生成方法を用い機器操作のための入力信号として利用する方法を提案してきた. 本研究では,提案してきた方法を用いて機器を操作する検証システムを構築した.一例としてLED電球を取り上げ,実際にLED電球のon/offや明度,色度調整が行えることを確認した結果を述べる.