抄録
L-011
Ethernetを用いたIDタグ情報収集管理システムの試験
◎後藤建二・松田勝敬(東北工大)
我々は、μ-ChipシステムとEthernetを用いた、RFIDタグ情報処理システムの開発を行っている。本システムの通信方式にはEthernetを使用するという特徴がある。Ethernetを用いることで上位層の通信と比べ、簡単に処理ができ低コストで実装できる。これにより安価な組込み機器でも実装可能となり、システム全体の低コスト化にも繋がる。しかし、Ethernetには上位プロトコルで実装される、データ管理機能等が実装されていない。今回本システムにおけるEthernetの通信品質について、実用性、耐障害性について検証を行った。また、試験的な運用により明らかとなった点について考察を行った。