抄録
K-078
電話を用いた自己発信型高齢者見守りシステムにおける再確認アルゴリズムの研究
◎菊池卓秀・山田敬三・高木正則(岩手県大)・田中 充(イワテシガ)・佐々木淳・小川晃子(岩手県大)
近年,少子高齢化・地方の過疎化により独居高齢者の孤独死が社会的問題となっている.著者らは独居高齢者自らが電話による1日1回の自己発信電話により安否確認ができる見守りシステムの開発を行った.その中で,将来利用者増加した場合発信忘れ者に対する再確認業務の負担増加が課題として懸念されている.本論文では,現在蓄積されている高齢者の安否発信情報を分析した結果を用い,各高齢者の発信傾向に対応した再確認の優先度の自動表示を可能とするためのシステム構成について検討結果を報告する.