抄録
K-051
情報バランスにおけるコミュニケーションケアに関する検討
◎西村行正・那須理也・鉄谷信二(電機大)
今日、SNSを中心としたブログ、ツイッタ、フェイスブックといったネットを通じた繋がりを持つようになってきている。実世界とは微妙に異なるネットを通じたゆるいつながりがコミュニケーション量を増やしている傾向にある。精神的に丈夫な時は難なくこなせるのだが、鬱、病気、怪我、不幸な出来事等で精神面の状態の変化で、この繋がりが億劫になる、煩わしくなる、処理しきれなくといったことが生じてくる。 本研究では、健康と食事バランスを例にとり、それに対比させた形態で情報バランスを述べる。また、受動的に陥っている状態での1つのコミュニケーションケアとして存在感システムの提案をし、そのセンシングにおける取組を紹介する。