抄録
J-025
気づきを誘発する情報共有システムの構築
○田中公司(筑波大/日立公共システムエンジニアリング)・津田和彦(筑波大)
イノベーティブな業務では新たな気づきやインスピレーションが不可欠であり,そのためには情報共有とコミュニケーションが重要である.これらを実現することを目的としてSNS等の情報共有システムを導入する企業が増えている.しかしながら,これらの情報共有システムには,書き込みに手間がかかる,興味の薄いカテゴリの情報は見に行かず気づきが得にくいという問題があると考えられる.そこで,ソーシャル・ネットワーク内で興味情報を共有・伝播すると共に,人と動詞に着目した推薦方式による情報推薦を行うことによって,利用者の新たな気づきを誘発することを目的とした情報共有システムの構築を行う.