抄録
J-011
単純な非言語的表現を用いた、演劇用ロボットの開発
◎武田育子・美馬義亮(はこだて未来大)
本研究は、単純な非言語的表現を用いた演劇用ロボットの提案を行う。 今日まで、人間とインタラクションをする為のロボットが、娯楽、あるいは研究目的で数多く開発されている。ロボットの表現を変化させることは、人間にロボットの状況を、より理解していると感じさせる事が出来ると考える。 本研究では、人とインタラクションし、良い影響を生み出し合う場として「ロボット演劇」というフィールドを設定した。ロボット演劇とは、演劇用ロボットを役者の1人と位置づけようとする試みである。 より適切で単純な非言語的表現の利用を前提として、ロボットの状況や表情をより直感的に理解し、共感できるインタフェースを目指す。