抄録
J-001
ソフトウェア・システムの品質向上におけるユーザビリティ -人間中心設計プロセスとCIFの現状-
○福住伸一(NEC)
ソフトウェア・システムの品質を高める要素の一つにユーザビリティ(使いやすさ)がある。ユーザビリティを向上させるためには、開発の上流工程から、利用状況を把握し、要求事項を抽出し、設計解を提案し、開発・評価するというプロセスを適用する必要がある。この各フェースにおいて、実施すべき項目を規定する規格(CIF: Common Industry Format for Usability)が、国際的に審議され、策定されつつある。この規格は、ユーザビリティという非機能要件を具体的に表現することが可能であるため、効率的にユーザビリティを向上させることに有効である。 9/7または9/8の発表を希望します。