抄録
I-085
ドロネー三角錐分割にエッジ検出を組み合わせた特徴点群からの3次元復元
◎高安 伸・遠藤聡志・赤嶺有平・當間愛晃・山田孝治(琉球大)
動画像から特徴点の3次元位置推定をして、それを元に3次元復元モデルを生成する手法を提案する。3次元復元の手法として、ドロネー三角錐分割を用いたPanらのProFORMAが知られており、これは定点カメラの前で実オブジェクトを回転させることで復元モデルを生成する。提案法では、特徴点群に対しドロネー三角錐分割にエッジ検出を組み合わせた手法を用いることによりハンドヘルドカメラで撮影したシーンを復元する。この手法は、まず動画像から取得した特徴点にドロネー三角錐分割を用い凸包モデルを生成する。エッジ検出を組み合わせることにより不要な四面体を取り除くことができる。これらのアルゴリズムを実装し評価を行う。