抄録
I-052
仮想空間における缶アート制作シミュレーションシステム
◎高橋和茂・高井昌彰(北大)・高井那美(北海道情報大)
食品や飲料の缶を空間的に配置したオブジェ作品を缶アートと呼ぶ。 缶アート制作の際、缶の空間配置や缶ラベルの色合わせなどを事前に十分検討し、また缶の種類や数の見積もりに応じて実際に大量の缶や適した広さの制作場所を用意する必要がある。 そこで本研究では仮想空間上に缶アートを表現し、ユーザが気軽に缶アートを制作できるシステムを開発する。 また、テクスチャ付きポリゴンモデルデータを入力するとそのモデルを近似表現した仮想缶アートを自動生成する機能や、仮想空間上で制作した缶アートを実際に制作できるかシミュレーションする機能などにより、実際に缶アートを制作する際の支援を行うシステムを開発する。