抄録
I-035
E-TFMCM法を用いた映画の欠損部における補完と評価法
◎丸 和広(芝浦工大)・松木靖明・山本祐平(アイデンティファイ)・徳永幸生(芝浦工大)・杉山 精(東京工芸大)
近年、映画フィルムなどのコンテンツのデジタル化が行われている。現在、デジタル化を行う際、映画フィルム特有の傷や不要物が写りこんだ欠損画像を手作業により修正を行っている。我々はこれまでにシームレステクスチャ生成法を用いて、欠損個所を指定することで自動的に欠損画像を補完するシステムを開発し、さらに補完した画像をつなげて動画を作成した。本報告では、平均二乗誤差を用いた定量的評価と一対比較法を用いた定量的評価を行ったため、その結果を報告する。