抄録
I-019
対話型エデュテイメント展示「鳥を呼ぶ窓」-コンセプトとアニメーション表現-
◎増田 拓・小栗奈緒美・加島隆博・師井聡子・中島克人(電機大)
「鳥を呼ぶ窓」は,伝統的な遊びの1つであるシルエットパズルをモチーフにしたエデュテイメント展示である.壁に設置された窓枠を通して仮想的な世界に住む鳥たちの様子を窺いながら,シル エットパズルを皆で協調的に楽しむ環境を提供することをコンセプトとする.シルエットパズルを1つ解く度に,そのシルエットはその形に応じて色々な鳥に姿を変え,仮想的な窓の外に飛び出し,暫しの間,その世界の中を飛び回る.パズルを解けば解くほど多くの鳥達を見ることができる.鳥達は手書きのスケッチ風の絵からなり,パラパラ漫画風の動きをする.しかしその鳥達は,色やその形に実在する種の特長を捉えて単純化することにより表現されている.