抄録
H-033
自然画像と赤外線画像からの顔表情認識
Xin Pan(豊橋技科大)
コミュニケーションには言語解析だけでは不十分で、意味解釈が重要である。意味解釈を深める手段として、顔表情などの非言語情報を抽出し利用することが強く望まれている。しかし、顔表情を表す画像が手えられたとしても、その品質や明るさなどが異なり、表情特徴量を抽出することは容易でない。一方、赤外線画像が利用できれば人体の体温など色画像とは別の情報を抽出することができる。本研究では、顔表情の静止色画像と赤外線画像から、各特徴量を抽出して、併合した特徴量を定義し、表情認識正解の向上を目的目指して実験を行なったので、これを報告する。