抄録
H-022
単一画像からの立体視画像生成
斎藤 駿・齊藤 剛(電機大)
立体視コンテンツは,通常複数のカメラを用いて撮影され,右目左目用の二種類の動画像によって構成される.本研究では、単一画像からの,形状認識による距離推定および,立体視を目的とした補間処理による,臨場感を追求した自動立体視画像生成システムの開発を目的としている.このシステムにより,過去に撮影された画像など、立体視を考慮せずに作成された画像の立体視化を可能とする.また,人の手による作業が必要であり,あまり一般的ではなかった立体視コンテンツの作成が容易となる.本報告では、眼の機能に基づいた最適な画像生成の処理手法の追求、および、直線検出による,画像内の距離関係の推定方法とその実装方法について述べる.