抄録
H-004
SIFT特徴を用いた歩行者検知に関する検討
張 興国・簗瀬千草・猿田和樹・寺田裕樹・陳 国躍(秋田県大)
近年,車載カメラ映像から歩行者を検知し,運転手の注意を喚起するシステムが実用段階となっている。しかし,HOG(Histogram of Oriented Gradients)特徴など様々な特徴を用いて研究がされているが,歩行者の容姿や姿勢等,解決されていない問題も多い。SIFT(Scale Invariant Feature Transform)特徴は位置ずれ,スケール変化,照明変化等に頑健であり,近年注目されている。しかし,画像認識による歩行者検知システムには未だ用いられない。本研究では、SIFT特徴を用いた場合の学習条件の変化に対する検知精度を明らかにする。さらに,SIFT特徴とHOG特徴を用い,双方の検知結果の違いを明らかにする。