抄録
G-021
大規模ゲノム復元のためのde novoアセンブリアルゴリズムの開発
◎遠藤友基・外山 史・東海林健二・宮道壽一(宇都宮大)
次世代シーケンサの登場により,大量のDNA断片を短時間で得ることができるようになったため,巨大未知ゲノムの解読が期待されている.しかし,巨大な未知のゲノムの全塩基配列をde novoアセンブリソフトで決定する場合,大量のメモリを消費するためスーパーコンピュータを用いてもメモリ不足となる. そこで本研究では,次世代シーケンサから得られた大量のデータを用いて,大規模なゲノムに対してもアセンブリが可能となるように,消費メモリ量の少ないde novoアセンブリアルゴリズムを提案する.