抄録
F-044
ゲームAIにおけるチューリングテストの適用評価
安武 諒・岩崎信也・山口崇志・ケネス マッキン・永井保夫(東京情報大)
現在、ゲーム業界でゲームAI(人工知能のビデオゲーム応用)の関心が高まっており、ゲームAIのリアリティ向上によりビデオゲームの発展が期待されている。 本研究は、ゲーム内のキャラクターの人間らしい思考・動作を表現することで、ゲームAIのリアリティ追求を最終目標としている。ここで、ゲームAIの人間らしさを人間からみてAIと人間との区別がつかないことと定義し、チューリングテストによる客観的評価を行う。 本論文では、過去に提案した、対戦型アクションゲームへのチューリングテストの適用方法についての検証、その評価に対する考察を行う。