抄録
F-004
テーブル指向エージェントシミュレーションフレームワークの提案
津田 侑・森 幹彦・喜多 一・上原哲太郎(京大)
従来のエージェントシミュレーションでは、シミュレータ上で社会現象を記述する, もしくは, その問題に特化したシミュレータを作成することが求められてきた. 一般的にエージェントシミュレーションをする場合は, 自由な記述を求めるもののある程度の負担軽減が必要であり, シミュレーション初心者にとって重要な課題となる. そこで本稿では, シミュレーション初心者の取り掛かりの敷居を低くするためにテーブルのアナロジーを利用したエージェントシミュレーションのためのプログラミングフレームワークを提案する.