抄録
E-042
センサフュージョンによる打楽器インタフェース
小川智久・甲藤二郎(早大)
楽器演奏の初心者にとって,練習環境の確保は重要である.しかし,ドラムは楽器の特性上,奏者の好きな場所,時間に練習することは難しい.そこで本稿では,ドラム演奏の初心者向けに,KinectとWiiリモコンとPCを用いた打楽器インタフェースを提案する.従来の打楽器インタフェースとして,加速度センサやジャイロセンサを利用したものがあるが、打ち分け方法や打ち分け精度に問題があり、ドラムの演習支援としては不十分であった.そこで本研究では,Kinectの深度センサを利用することで、より自然で打ち分け精度の高い打楽器インタフェースを提案及び実装,評価する.