抄録
D-023
センサネットワークにおけるMSTクラスタリングを用いた経路最適化
木村拓人・小西 修(はこだて未来大)
近年、無線技術の発展に伴いセンサネットワークが注目されている。センサデータベースの利点は、SQL風のクエリを発行し、クエリや結果の転送・集約を効率的に行う「クエリの最適化」を行うこことで、効率的かつ、長期的に運用ができる。 本研究では、センサネットワークにおけるクエリの最適化を目的とする。センサネットワークルーティングに最小全域木アルゴリズムによるクラスタリングを行うことで、大規模なセンサネットワークでも適応可能とする。 これにより、センサ間での通信を節約しクエリの到着率を上げる。さらに、シュミレーション実験により提案されたアルゴリズムのクエリの到着率やパケット送出数などに基づき評価する。