抄録
B-034
CUDAによるフラクタル画像符号化実装の有効性評価
目出雅之・田中宏二郎・若谷彰良(甲南大)
 フラクタル画像符号化をSIMD型の処理を行うCUDAを使い並列処理を行い、画質(PSNR)を30以上に保ちつつ、高速化を目指す。フラクタル画像符号化とは画像の一部がほかの一部と似ていると仮定する自己相似性を用いて圧縮を行う。  本実験では、CUDAによるフラクタル画像符号化の有効性の評価を行う。 PSNR(画質の指標)の値を変えたときの実測値と理論値(見積もり)の比較や計算能力としてのピーク時と実測値との比較、符号手法の改変による高速化の実験を行います。