抄録
B-012
ビジネスロジックモデリングのアプリケーション開発フレームワークへの依存性分析
奥田博隆・小形真平・松浦佐江子(芝浦工大)
我々は業務系Web システム開発を対象に要求定義の理解性向上や顧客側からの妥当性確認支援が目的の要求分析手法を提案してきた.近年,スマートフォン普及により,アプリケーション開発フレームワークの幅が拡大した.その為,要求分析とフレームワーク依存箇所の分離が求められる. 利用者とシステムのインタラクションや入出力データを定義した数種のUMLモデルを要求分析モデルとし,プロトタイプ自動生成した.これは,開発者がプロトタイプを前提に,開発フレームワークを念頭に置き,モデルを記述する.そこで要求分析モデルからAndroid,Java Appletを対象に比較実験し,開発フレームワーク非依存なビジネスロジックを明らかにする.